本日1時間目は、中学講堂朝会でした。10月27日から11月9日までが「読書週間」であることから、「読書週間に寄せて ~本をめぐる旅~」というタイトルでお話ししました。
読書週間の今年の標語は、「この一冊に、ありがとう」です。本との出会いが自分のなかの何かを変えることに繋がったり、本によって人生が拓かれることになったり、本は私たちの人生に大きくかかわります。そこで、今年の講堂朝会でも、本に親しんでもらおうというところから、話を始めました。「恒例! 読書クイズ」です。
本をめぐって、皆さんの知識を問います。スクリーンに一問ずつ映し出されると、客席の中学生たちは、「えー?」「知ってる?」「わかんな~い」と近くの席の友達と早速ワイワイ! 出題したのは、全部で20問でした。
この問題の答えは、明日のブログに掲載しますね。ぜひ、皆様もどうぞ。ちなみに、このクイズは、すべて「必読図書」「西遠生にすすめる本」の中からの出題です。合格点は10点!
さて、クイズを出したのは、「知識は財産」であり、知識があるといろんな人と出会えて、会話が増えて、世界が広がるよ、ということからです。また、好奇心が探究心に発展すると、知らないことが恥ずかしくなって、知ることの楽しさをどんどん実感できるのです。
本は、自分と無縁の世界ではなく、きっとどこかのだれか、あるいは未来の自分に繋がっているものです。つながっている例を、いくつか紹介しました。
- 「ニルスの不思議な旅」と大江健三郎
- 「君たちはどう生きるか」に70年以上たって出された作家たちのアンサー小説
- 「少女は本を読んで大人になる」の中から、二人の女性にとっての一冊の本
私自身にも、「星の王子さま」「三銃士」「智恵子抄」など、本をめぐる「旅」の思い出があります。そして、今は「小さな白板」を始めたことによって、「短歌」に出会う日々が始まり、これも新たな「旅」だと思っています。
生徒の皆さんには、こんなメッセージをおくりました。
出会った本に感謝を。出会えたことに感謝を。そこから広がっていく 世界に感謝を。
明日のブログは、クイズの答え合わせです。