明日、高校3年生は大学入試共通テストに臨みます。大学受験の本番がいよいよ迫ってきた今日、講堂で「出陣式」が行われました。
最初に登壇したオオバは、こんな言葉を紹介させてもらいました。
受験は合格・不合格を競う競争だが、どこかの学校に行けるか行けないかなんかで人生はさほど変わらない。結果よりも、受験という経験を通してどんな人生の糧を得たかがより重要だ。結果にかかわらず、自らの人生を輝かせる糧を得た者全員が、笑う者という意味での「笑者」になれるのだと思う。
教育ジャーナリスト おおたとしまささんのことば
焦ったり、悲観的になったりするのではなく、今までの道程で得た「人生の糧」を大事に肯定できる人であってほしいという願いを込めて。
進学指導部長の永井先生からも、「無駄に落ち込んだら損。いかに気持ちを立て直すか。一つ一つやり切って次の問いに進もう」と、受験生の心構えについて助言がありました。
進学課長の乗松先生からは、受験についての最終注意。生徒はプリントを読みながら、真剣にお話を聞いていました。
最後に登壇したのは、学年主任の白井先生。先生は、全員揃った高3生の顔を見て、中学時代の主任の亜子先生が後ろに座っているのを見て、今日欠席の染葉先生のことを想ったら。万感胸に迫ってしまったそうです。学年のお父さんなんだなあ、と思いながら、見守ったオオバでした。
高校3年生の皆さん、たくさんの先生方が皆さんを応援しています。気負い過ぎず、落ち着いて、明日の本番を迎えてくださいね。
そして、明日・明後日は西遠女子学園中学入試の陽でもあります。西遠を受験する皆さんの健闘を心からお祈りしています。雨模様ですが、気を付けてご来校ください。