恩師の手紙、教え子のメール

今週は、恩師の先生からお手紙をもらったり、教え子複数名からメールをもらったりして、温かい気持ちになった週でした。

西遠時代の先生からのお手紙、大学時代の先生からのお手紙には、年末に出した「喪中欠礼」のはがきに対し、母や私を心配して、優しくて温かい言葉が詰まっていました。夜遅く帰宅して読む恩師の手紙は、それだけで涙が出ます。見守っていてくださる方がここにいる、と思うと、元気も出ます。60過ぎても心配をかけていることがふがいなくもありますが、恩師の存在は本当にありがたいです。この週末、心を込めてお返事を書きました。

今週は、教え子の訃報に接し、悲しんだ週でもありました。2019年に学年同窓会を学園で開催した時、出席してくれた第54回卒業生の中の一人です。他県でのご葬儀だったので、直接お別れには行かれませんでしたが、知らせてくれた教え子、お別れに行った教え子からのメールは、突然亡くなった教え子の爽やかで実直な人柄を思い出させるものばかりでした。まだ30代、優しいご主人と元気なお子さん2人を残して急逝した彼女を想い、残された方々のことを想うと、今も悲しみが押し寄せますが、彼女の笑顔と思い出は、多くの方々の胸にずっとずっと残ることでしょう。今回のたくさんのメールも、彼女が素敵な女性だったからこそ、そのお別れに際して、離れている私たちを強くつないでくれたのだと思うのです。舞子さん、どうぞ安らかに。ご家族のこと、皆のことを天国から見守ってくださいね。

実は、このブログがきっかけになり、私の大学時代の恩師と、恩師の若い頃の教え子の方とのご縁をつなぐことができました。その教え子の方は、中学時代の恩師の消息を求めて、ネットを検索し、私のブログに恩師の名前を見つけたのだそうです。今週届いた恩師からの手紙には、懐かしい教え子さんからの手紙が届いて感激したことも綴られていて、とても嬉しい気持ちになりました。

恩師と教え子。結ぶ絆はとても温かくてずっとずっと続くものですね。私自身も、教え子として、教師として、両方の立場から、その絆を大事に大事にしたいと思います。

シジュウカラがさえずっていたので、カメラを持って外に出ました。桜の木から電線へちょこちょことせわしなく動くシジュウカラ君でしたが、何とか撮影させてくれました。野鳥を見つけると、心が晴れます。春を感じるからでしょうか。

【追記】夕方、また外に出ると、さっきのシジュウカラ君が一羽で庭にいて、相変わらず鳴いていました。ツーピーという鳴き声を繰り返していたので、カメラを構えたところ、急に、ジジジジジという警戒の鳴き声に変わり、焦ってしまいました。私、怪しいものではありませんよ、と伝えましたが、伝わらなかったようです…。言葉・文法を操るというシジュウカラの生態を垣間見た夕暮れでした。