授業もテストも真剣勝負

明日は実力テストです。範囲も広いし、応用も出題されるので、生徒には大きな試練の日でもあります。テスト前日の授業をのぞいてみると、テスト前の総復習の授業、質問を受けている授業、テスト範囲のその先を進める授業もあります。

高校1年生では、漢文の授業が行われていました。

黒板にはスクリーンがおろされ、その横にはチョークで書かれた地図もあり、中国の歴史と地理と文学と漢字が入り混じった世界がそこにはありました。先生は、それらを駆使して次々に生徒に質問します。生徒は教科書とノートを確認したり、隣同士で話し合って確認したり。無駄な時間なんてない、まさに真剣勝負の空気がそこにはありました。

立ち止まる授業もあれば、スピードで駆け抜ける授業もある。それはとても大事なことで、緩急、緊張感や集中力、発見や感動、そして仮説、話し合い、復習の時間など、授業にはさまざまな要素が必要なのです。同じ授業、ワンパターンの授業はあり得ません。ただ言えることは「消化試合」はあり得ないこと。これはすべての先生、すべての生徒が肝に銘じなくてはならないことで、授業はいつだって「真剣勝負」なのです。

テストは、そんな授業の集大成です。授業で教わったこと、考えたこと、考え方や知識の応用などが、幅広く試されます。それは、先生方にとっても、自分の授業の内容ややり方を振り返り、学ぶ大事な機会です。

さあ、明日の実力テスト、生徒の皆さんは逃げることなく、堂々と実力を発揮してください。そのためにも、準備は万全に。健闘を祈っています。

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昨日はたくさんの「おめでとう」を有難うございました! 無事に一つ歳をとりました。今後ともよろしくお願い致します。