先週の土曜日、高校2年生のキャリアプログラム「働く魅力を識る」が行われました。様々な分野で働く卒業生のお話を聞き、見聞を広げ、自分の将来について考える時間です。
コロナウイルス感染拡大のため、昨年まではオンラインで行われたこのプログラムですが、今年は3年ぶりに教室に先輩方をお招きして開催することができました。
今回、この企画に協力してくださったのは、自動車メーカー、信用金庫、そして看護師として病院に勤める3名の先輩です。高校2年生は、授業2コマを使ってそれぞれ興味ある分野のお二人のお話を聞きました。
高校時代どんなふうに過ごしていたか、どうやって就活をしたのかなど、ご自身のノートなど資料を持ってきてくださる方もいて、生徒たちは興味深くお話を聞きました。
命を預かる現場にいる看護師さんには、「死」についてや、ご自身のライフスタイルについてなど、幅広い質問が出ました。もうすぐ産休に入る先輩は、いろいろな質問に笑顔で丁寧に答えてくださり、生徒たちは医療の現場で働くことについての認識を深めていました。
3人の先輩方は、皆、同じ西遠の卒業生が職場にいて、相談に乗ってもらったりするそうです。学年を超えた、西遠つながりのお付き合いがあるって、働く時の安心にもなりますね。
後日、学園を「職場が同じ卒業生トリオ」が訪ねてくれました。一人は先日の「働く魅力を識る」の講師を務めた卒業生です。同じ学校出身の彼女たちのお話を聞きながら、学年を超えた、とても素敵なつながりだなあと思いました。
地元の様々な企業や病院で西遠の先輩たちが働き、地元を支えていることを再確認できた今回のプログラム。高校2年生にとっても「地元で働くこと」について考える機会となったことでしょう。
ご来校くださった皆様、ありがとうございました。