今日は学校を離れ、竜洋の「なぎの木会館」に行ってまいりました。
ここで、「わたしの主張2019静岡県大会」が開催されたのです。
今回、私は審査員の一人として、この大会に参加させていただきました。
今年の大会には、県内から13名の中学生の皆さんが予選の審査を経て出場しました。
「今、中学生が伝えたいこと」というサブタイトルの通り、中学生として日ごろの経験や身の回りの出来事から考えたこと・感じたこと・訴えたいことを、出場者一人一人が堂々と発表しました。
今まで何度かこの大会に向けて生徒の指導に当たったこともある私ですが、
今回「審査」という立場に立って改めて感じたのは、
自分の主張を自分の言葉と声で伝えることの奥深さでした。
原稿に書かれた体験や主張が、その人の声になって自分の耳に届いた時に、新たな重みや新鮮さが加わります。
地域ならではの体験、国際交流のあり方、部活や家族を通じて考えたこと…13人の主張はどれも興味深いものであり、
生き生きとしたその主張を聞きながら、自分もまた発表者と会話したくなるような、いえ、既に対話しているような気持ちになりました。
西遠の中学生の皆さんにも是非会場に来てもらいたかったです。
最優秀賞は、「地域と共にある生徒会」の活動を進めている静岡市立両河内中学校の望月さんでした。
会場の中学生が選ぶ「中学生共感賞」には、家族を「知る」ことの大切さを訴えた、浜松市立高台中学校の池上さんが選ばれました。
望月さん・池上さんをはじめ出場した皆さんの健闘をたたえ、これからのますますの活躍を祈っています。
また、大会の運営・進行を担ったスタッフの中学生の皆さんもお疲れ様でした。
中学生のパワーと可能性を感じる大会でした。
西遠にも、弁論大会があります。
今年度は1月に行われます。
「女性の生き方を考える作文」を書き、その内容を人に伝えるこの大会に向けて、生徒の皆さん一人一人が「弁論」という表現方法に果敢に挑戦してほしいと思います。