令和4年度終業式・中学修了式

3月18日(土)、本日は、西遠女子学園の令和4年度の締めくくりの日です。離任式、表彰式、終業式、そして午後には、中学修了式が行われました。

離任式

今年度でご退職の先生方の「離任式」が行われました。

講堂の舞台で挨拶してくださったのは、国語科の大杉先生、家庭科の亜子先生、司書の水谷先生、英語の大山先生、理科の青島先生の5名の先生方です。学園に関わった年月こそ違いますが、大変お世話になりました。ありがとうございました。

また、本日はご出席いただけませんでしたが、 3名の非常勤講師の先生方 数学の井島先生、国語の大塚先生、そして理科の村松先生も、ご退職です。西遠に50年以上お勤めの井島先生には、私自身も中学2年の時に数学を教えていただきました。3名の講師の皆様、 あたたかいご指導、本当にありがとうございました。

表彰式

今年度各方面で活躍した生徒を表彰しました。

  • 1か年皆勤賞
  • 学力進歩の証
  • 学力優秀賞
  • 読書賞
  • 図書館POPコンクール優秀賞
  • 英語検定合格者
  • 体力テスト優秀者

今年度もたくさんの生徒を表彰することができました。元気に皆勤した生徒、年間を通じて学力を向上させた生徒、GTZ(学力到達ゾーン)で「S」ランクになった生徒、年間を通じて本を80冊以上読んだ生徒、POPの優秀作品を描いた生徒、英語検定試験で、中1は3級以上 中2~3年:準2級以上 高1~2年:2級以上に合格した生徒、そして体力テストの学年1位の生徒。勉強からスポーツまで、様々な分野で活躍した仲間に解錠から大きな拍手がおくられました。

令和4年度終業式

校歌を2番まで歌い、「力の限り」も2回通り歌う、という従来のスタイルに戻ったことが感慨深い終業式でした。

この一年間で、「確かな学力」をつけることができたのか、「世界で生きる力」を獲得できたのか、そして「豊かな人間性」を育てることはできたのか…、訓話で振り返りました。授業アンケートや講堂朝会をきっかけに「良い授業とは?」「学ぶ姿勢とは?」と自己を振り返った生徒たち。その感想を紹介しました(こちらのブログでも生徒の感想を紹介しています)。また、国際カンファレンスのことも振り返り、西遠では6年かけてだんだんと世界で生きていく力を付けて行くのだということもお話しました。さらに、自主規制の改正を経て、どういう生徒であるべきかを考え実行していくことが「豊かな人間性」にもつながるのだと、来年度への課題も提示しました。今日の訓話を心にとめて、春休みを有意義に過ごし、来年度、生徒の皆さんが「西遠の底力」を見せてくれることを大いに期待しています。

第76回中学校修了式

中学3年生の義務教育課程の修了を、ご家族にもお集まりいただいて、お祝いしました。代表者への修了証書を授与し、告辞では、これから高校生として自分の意志で歩み始める生徒たちに、池上彰さんの「自分の未来の実現のために何が必要かを考え、日々重ねて努力しよう」という言葉を紹介して、逃げたり諦めたりしないで、道を切り拓いていってほしいと激励しました。

続いて、PTA副会長の伊藤様からご祝辞をいただきました。伊藤様ご自身が日ごろから口ずさんでいらっしゃる人生の応援歌の歌詞をご紹介くださり、「苦労した先人のおかげで今を生きることができる」「激動する世の中で、変わらないのは一人一人のまごころである」というお話をいただきました。

中学修了にあたり、3年間の歩みを振り返る動画が上映され、続いて、2名の生徒が作文を発表しました。一人は、小学校時代不得意だった「自分の意見を発表すること」が、西遠での3年間できちんとできるようになり、自分の意思を伝えられるように成長した、と自身の3年間を振り返りました。もう一人は、弓道部で友人の存在の大切さや継続の大切さを身をもって知ったという体験を朗読しました。二人とも、自分をしっかりと見つめて作文にまとめてあり、その内容の深さに感心しました。

最後の「友情の歌」では、指揮者の涙にグッときました。
式を終え、退場していく3年生の横顔は皆キリッとしていて、まぶしかったです。
中学3年生は、確かな歩みを見せて、中学校の課程を修了しました。3年生の皆さん、本当におめでとう、これからの活躍を大いに期待しています。
ご参列のご家族の皆様、3年間ご協力ありがとうございました。高校3年間もどうぞよろしくお願い致します。

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西遠は明日から春休みです。日曜の明日19日は、小学生の皆さんと西遠生たちの触れ合いもある「スポーツフェス2023 in 西遠」が行われます。ご参加の皆様、100周年グラウンドでお会いしましょう!