本日、西遠女子学園高等学校の第76回入学式が行われました。公立出身生が加わり、エネルギーあふれる高校1年生たちが「青春の道場」での1000日のスタートを切りました。
ご祝辞をくださいましたPTA副会長の神谷様も、「歓迎の言葉」の高校生徒会長も、「誓いの言葉」の新入生代表も、それぞれが「青春の道場」という言葉を紹介し、1000日の修行について、その意味や抱負、決意や激励を表明しました。
神谷様は、ウォルト・ディズニーの「情熱を持つ一人は、情熱を持たない100人に勝る」という言葉を挙げ、「一生の中のたった1000日」を夢を絶やさず、途中で諦めず、情熱や好奇心を持って挑戦していってほしいと、新入生にお話してくださいました。
生徒会長の谷山さんは、「青春の道場の1000日はあっという間。頼れる友人と切磋琢磨しながら、全力で頑張って」と新入生を励ましました。
新入生代表の芝田さんも、「青春の道場での1000日で、『自分らしさ』を獲得したい」と力強く述べました。「自分と向き合う」ことは「青春時代」に最もふさわしい課題だと思います。高校1年生のこうした姿勢を高く評価したいと思います。
私も訓辞で「青春の道場での1000日の修行」についてお話しました。ピノキオの風刺のように「おもちゃの国」で遊び呆けてロバになるのではなく、人間である以上、どんどん苦しみ悩んでほしい。最短コースや安易な道を選ぶのではなく、たくさん回り道をしながら出会いを重ねていってほしい。失敗も挫折も大事であり、友人ともとことん話し、ぶつかりながら、成長してほしい、と。そして、校訓の「典雅 荘重」を表す「鋼の玉を真綿でくるんだ女性」を理想像にして1000日の修行を始めてほしい、と呼びかけました。
保護者の皆様、本日は、お嬢様の高校ご入学、誠におめでとうございます。これから3年間は人生の中でも激動の3年間となるはずです。その3年間を、学年とご家庭とで手を携えながら、お嬢さんが健やかに成長し成人を迎えられるよう、どうぞご協力をお願い致します。
入学式の後、クラス毎に記念撮影をし、保護者の皆様は教室での「学級PTA」に臨まれました。その待ち時間、新入生たちは、風に舞う桜の花びらと思いっきり戯れておりました!
女子校ならではの、のびのびしたひとときですね。こんな大ジャンプもありました!
新高校1年生の溌剌としたパワーが、学園の中で、そして校外でも、どんどん発揮されるよう、心から願っています。
「歓迎の言葉」の大役を終えた会長を筆頭に、高校生徒会の新執行部も挨拶に来てくれました。
主体性あふれる生徒会活動を期待しています!