学園祭ホームルーム展の準備の様子を見ていると、
昨年更新されたあるクラスの技術が、
今年、継承されたり、進化したりして、
後輩に引き継がれていることに気づかされます。
たとえば・・・、
今年出会った作業風景その①
ダンボールを重ねて立体製作物を作るその様子に、昨年の光景が甦りました。
昨年、5年星組がこんな作業↓をしていましたよね。
このダンボールの積み重ねが、当日にはこの↓製作物に仕上がりました。
ダンボールを積み重ねてトイレを再現する、という方法を考案し実行した5年星組の財産が、
今年度、後輩たちのクラスにも取り入れられたわけです。
さあ、今年の製作物が、当日はどんなふうに仕上がって、お客様の前に姿を見せるでしょうか?
乞うご期待!
今年出会った作業風景その②
レタリングの技術は、毎年素晴らしいものです。
昨年度
今年度
色づけも加わり、リアルな展示物を目指して、各クラスがその技を競っています。
他のクラスもライバルであり、昨年度までの造形物もまたライバルです。
学園祭当日には、まだホームルーム展の学年に満たない中学1・2年生は、先輩たちのホームルーム展を見学します。
その時、いろんな技術に気がつくことができると、翌年、自分たちの作業にも先輩の技術を生かすことができます。
そういう意味では、毎年が勉強、毎年がライバル!
学園祭で学ぶものは、その年限りのものでは決してないのです。