ポーランド少年少女舞踊団の皆さんをお迎えして

本日、西遠に素晴らしいお客様がいらっしゃいました。ポーランド少年少女舞踊団 LUZ の皆さんです。「ポーランド市民交流友の会」の皆さんが交流事業として一行をお招きし、西遠での交流会をご提案くださいました。

講堂での公演は、第1部が民族舞踊、そして第2部はモダンダンス。民族舞踊では息をのむ美しさで生徒を感激させ、モダンダンスではステージいっぱいに踊る姿が迫力満点でした。

西遠では、高校2年生が中心となって、交流のひとときを準備、校内をご案内したり、講堂で全校生徒を前にポーランドについてを日本語で、西遠についてを英語で、それぞれプレゼンテーションしたり、と大活躍でした。

筝曲部の生徒たちも、西遠の部活を代表して、「虹色の風」を演奏しました。

ここからは、今日の交流の様子をたくさんの写真で紹介しますね。

ホストファミリーに送られて9時半に西遠に到着した一行は、生活会館へ。ここで、ご案内するバディの西遠生と対面しました。そして、ツツジ咲く学園をバディが英語でご案内しました。

図書館や体育館など、それぞれの施設では、ガイド役の高校2年生もお待ちかね。パソコンを使ったりして、学校の説明を行いました。舞踊団の皆さんは、丁寧に聞いてくれました。

そして、舞台は講堂へ。交流会の始まりです。舞踊団の皆さんを拍手でお迎えしました。

司会も高校2年生の2人が務めました。日本の紹介を英語で準備した5名の高2も大奮闘。

筝曲部の演奏も見事でした。 「ポーランド市民交流友の会」の影山会長様より、第1次世界大戦後のポーランドと日本の「命」をめぐる交流の史実をご紹介いただきました。

いよいよ舞踊団の皆さんの登場です。第1部、美しい民族衣装を身にまとい、花の冠を頭に載せて踊る皆さん、本当にきれいでしなやかで、素晴らしかったです。

幕間には、客席の西遠生も踊りを教えてもらい、皆で腰に手を当て、胸を張って、ステップを練習する一幕も。

第2部のモダンダンスは、クイーンの「ボヘミアンラプソディ」から始まり、迫力満点のダンスが披露されました。皆さんの跳躍力がすごい! スタイルも抜群で、生徒は皆うっとり。

団員の皆さんのステキな表情! 歌声ものびやかで、歌詞は分からなくても、切々と伝わるものがありました。

交流会の後、レストランでの昼食のひとときを過ごし、舞踊団の皆さんは午後の学芸高校の公演に向かいます。とっても忙しい日程ですが、皆さん、笑顔が絶えません。

レストランの焼きたてパンも、舞踊団の皆さんに大好評でした!

レストランでは、中学生も記念撮影に入れてもらいました。「歌手の人がきれいで、歌もすごかったです!」と感想を言ったら、影山会長さんが二人に歌姫を引き合わせてくれたのです。二人は照れながらもとっても嬉しそうでした。 いい記念になったね!

また、一行が今日西遠を訪問することを新聞で知った第21回卒業生の名波様が、舞踊団の皆様へのお土産として、着物や帯のハギレなどで制作された手作りのバッグ類を学園にお届けくださいました。レストランでお披露目すると、舞踊団の皆さんからは歓声が! 素敵な日本のお土産を、名波様、どうもありがとうございました! こうしたお気持ち、とっても嬉しいですね。


そろそろ、舞踊団の皆さんが西遠を出発する時間です。正門付近では、高校生たちがお見送りに集まっていました。

生活会館から正門へ、ハイタッチでお見送り。皆で大集合写真も撮りました!

バスで学芸高校に向かう舞踊団の皆さんを、生徒たちが沿道で、そして校舎のベランダからお見送りしました。

新年度が始まってすぐに行われた今日の国際交流は、生徒の心にも確実に素敵な思い出となったことでしょう。ポーランド少年少女舞踊団 LUZ の皆さん、「ポーランド市民交流友の会」の皆さん、素晴らしい機会を設けてくださり、本当にありがとうございました。

今回、舞踊団の皆様から、舞踊団の故郷 シェドルツェ(Siedice) のお土産を学園にいただきました。心から御礼申し上げます。

シェドルツェの素敵な写真集(写真右下)を見て、その美しい街並みや厳かな建物に心奪われました。この本は、生徒の皆さんにも見てもらえるように準備しますので、もう少しお待ちくださいね。