10月11日は国際ガールズデーです!
いつも秋休みにこの日がやってきます。
直接、生徒の皆さんにこの日にお話しできないのが残念です。
国際ガールズデーは、2011年に国連が採択し定められたもので、今年が8回目となります。
ウィキペディアによると、
毎年10月11日。児童婚、ジェンダー不平等、女性に対する暴力など、世界中の若い女性たちが直面している問題に取り組むことを訴えるために定められた。
とあります。
国際NGO「プラン・インターナショナル」が働きかけて実現したという「国際ガールズデー」。
日本組織「プラン・インターナショナル・ジャパン」の掲げる今年のテーマは「THINK FOR GIRLS 遠い国の女の子の未来のために」。
いま私たちが普通に過ごせる環境を当たり前のこととせず、遠い地の同世代の女の子たちに思いをはせましょう。
ちょうど学園祭のHR展では4年星組が「教育と貧困」について調べました。
世界の様々な国のことを考えた生徒も多かったのではないでしょうか。
熊本では、11月に全国5校の女子高生が集まり、男女の不平等について考える「女子高生サミット in KUMAMOTO」が開催されることを今日偶然知りました。
同世代の女の子たちのアクションを、西遠生たちはどう受けとめるでしょう。
今朝のNHKニュースでは、昨年のノーベル平和賞受賞者のムクウェゲ医師が今後の性暴力の根絶を訴えていました。
コンゴでは、レアメタルという鉱物資源の採掘をめぐって、性暴力が後を絶たないのです。
遠い国だから無関係、では済まされません。
なぜなら、レアメタルは世界中に出回り、私たちのスマホにも使われているかもしれないからです。
遠い国の女の子の未来のために、私たちができること。
国際ガールズデーをきっかけに、考えていかなくてはならないことです。