最近あった嬉しい出来事をいくつか。
その1 本をめぐって
学園祭の折、ある卒業生がこんなことを話してくれました。
「先生がブログに書いていたペンギンの本、息子の読書感想文にと勧めたんですよ。」
「えー、あのペンギンの話?」
「はい!そしたら、読んだ息子が『これ、すごくいいね!』って」
私がブログに綴ったペンギンの本とは…
「人生を変えてくれたペンギン 海辺で君を見つけた日」
トム・ミッチェル著 矢沢聖子訳(ハーパーコリンズジャパン)
昨年6月にブログでこの本を紹介しました。→こちら
この本を息子さんに紹介してくれた卒業生にも、
その息子さんの感想にも、
私はいたく感激しました!
自分が読んだ本が誰かに伝わる、ってすごく嬉しいことですね。
そして、あのサルバドのことを話せる人が世代を超えてできたということも感無量で、卒業生と話しながら、ちょっとウルウルしてしまいました。
学園祭の忙しさの中で、きゅんとするような幸せを感じたオオバでした。
その2 幼なじみの初孫
昨夜、東京に住む幼なじみから久しぶりにメッセージが届きました。
「おととい、初孫が生まれました」と書かれていて、かわいい赤ちゃんの写真も数枚送られてきたのでした。
物心ついたころからいつも一緒にいた唯一無二の幼なじみです。
小学校卒業後は、私は西遠に、友は地元中学へと進路を別にした二人でしたが、
学校が違っても、大学の地が違っても、住むところが違っても、
会えば一瞬でその距離や時間の壁は埋まります。
私は2月生まれ、彼女は9月生まれなので、私にはお姉さんのような存在で、いつも素敵な言葉をもらっています。
孫ができたのは、私の方がちょっと先輩で、先に「おばあちゃん」になってしまいましたが(笑)。
幼なじみの幸せをおすそ分けしてもらって、昨夜は、ジーンとその幸せに浸っていました。
ちょっと嬉しい、小さな幸せのおはなしでした。