道徳、慰霊式、愛鳥週間…

今日はいろいろな話題があるので、章立てで参ります。

中2道徳「平和の尊さ」

今日は、中学2年生に道徳の授業を行いました。「東京が燃えた日」を読んで平和の作文を書きあげた2年生が、授業で友達の作文を読み合い、学年集会で代表者2名の朗読を聴いて、今どんなことを思っているのか、12日の慰霊式にどんな気持ちで臨むのか、そして西遠生としてどんなアクションを起こしたらいいのか、静かに考えてもらいました。

2年生は真剣に考えてくれたし、いいアイデアも出してくれました。せっかく西遠に集った仲間だから、皆で何かできたらいいですよね。2年生一人一人が、平和を「考える」から、平和のために「動く」へと自分の姿勢を発展させてほしいと願っています。

今日2年生に紹介したのは、写真の絵本・児童文学です。「東京が燃えた日」の著者である早乙女勝元さんが遺した「猫は生きている」(写真中央)をはじめ、戦争をテーマにした絵本を6冊図書館から借りて、紹介しました。

子どもたちにどうやって戦争の悲惨さや平和の尊さを伝えたらよいのでしょうか。幼い人に、どんな言葉がいいのか、ショックや恐怖を与えていいのか、優しいタッチの絵がいいのか、リアルな描写がいいのか…。いろんなストーリーや絵、文章、本の大きさがあって、それぞれの作者や訳者がこの本を仕上げるまでにいろんな試行錯誤をしたのだろうなあと思います。正解は一つではない、ということを絵本たちを前にして考えます。私が道徳で紹介することによって、このうちの何冊かを、このうちの何人かが興味を持って手に取ってくれることを願いながらの授業でした。

のっぽさんご逝去のニュースが今日飛び込んできました。 私が子どもの頃から「できるかな」で 工作の楽しさをパントマイムで伝え続けてきたのっぽさん(高見映さん)。風のようにいなくなるよ、半年間は死を伏せてね、とおっしゃっていたというのっぽさん。戦争反対を唱えた人でもありました。子どものことを「小さい人」と言って、最大限の敬意を払っていた人でもありました。のっぽさんものっぽさんなりのやり方で「平和」を伝えていらしたのだなあ、と、道徳の授業を振り返る夜に思いました。

慰霊式を前に

12日の殉難学徒慰霊式を前に、今日の行動での全校朝礼で、高校生徒会長さんが「花を持ってきてください」と全校に呼びかけました。1時間目が終わった休み時間、私はたくさんの中学1年生から質問攻めにあいました。
「先生、花は明日?明後日?いつ持ってくればいいの?」
「花の色は何色でもいいんですか?白だけですか?」
「どんな花でも大丈夫ですか?」
…そうだよね。初めての慰霊式、どんな花を持ってきていいのか、いつ持ってきたらいいのか、まだわからないことだらけ。私もいろいろ答えはしましたが、やはりここは百聞は一見に如かず、写真を見るのが一番確実だと考えて「公式ブログや校長ブログの過去の写真で確認してごらん。慰霊式って検索すれば出てくるよ」と言いましたが、果たして1年生たち、ブログで探してくれたかな? 心配なので、過去のブログの写真を2枚貼っておきますね。

「12日の朝、お花を持ってくること」が1年生たちにとっては大事な大事な一大イベントであることが、同じ西遠に通った先輩として誇らしくもある私です。

今日から愛鳥週間です

皆さん、5月10日から16日が「愛鳥週間(バードウィーク)」だと知っていますか? 野鳥を保護していくことを目的として、鳥類保護連絡協議会が設けた週間です。鳥たちに注目してほしいので、西遠近辺で最近撮影した鳥たち+3月にフラワーパークで見かけた鳥たちを紹介しますね。

タカ類やウの名前が私にはまだよく分かっていません。愛鳥週間に少し覚えたいと思います!

すてきなイベントのお知らせ2つ

【その1】5月21日の「ときはまフェス」に西遠ダンス部中学生が出演し、チアリーディングを披露します。お近くの皆様、ぜひご来場ください!詳しくはこちらをご覧ください。

今日、常盤工業の市川様に偶然お目にかかりました。「ときはまフェスで生徒がお世話になります。よろしくお願いします」とご挨拶させていただきました。大学生のステージに混じって、中学生が元気に参加させていただきます。市川様、お声掛けいただき、ありがとうございました!

【その2】株式会社シーマーさんからお手紙が届きました。開けてみると、すてきなチラシが入っていました。昨年11月、キャリア講座で学園を訪れてくださったシーマーの嶋俊輔さん。「金のピアノで街の活性化を図るというお話を伺いました。その金のストリートピアノが5月27日28日に新川モールに帰ってくる!というチラシです。

誰でもピアノの演奏をさせてもらえるそうです。すてきなイベントに皆さんも参加しませんか? シーマー様、すてきなお知らせをありがとうございました。