授業の向上

今日は、西遠の授業について、先生方の取り組みをご紹介したいと思います。
12月18日、中1・2年生の授業参観がありました。
1年生は、体育と国語、2年生は国語と社会(歴史)の参観が行われ、たくさんの保護者の皆様がお越しくださいました。
寒い中のご来校ありがとうございます。
体育の授業では、AEDを使った人命救助についての学習が行われました。

1年生、先生の演技を楽しそうに見てから、小グループに分かれて実践です。
実際にやって見ると、戸惑うこともある様子。
お母様方も、興味津々でお子さんの姿を見ていらっしゃいました。
授業参観を通じて、救命について親子で理解を深めてもらえたならうれしいです。
国語の授業では、プリントの漢文の問題が分かった人が「ミニ先生」に任命されて、友達の答えをチェックしています。

後から解いた生徒は先生を待たず、友人に答えを確認できます。
また、「ミニ先生」も友達に教えることで、自分もまた理解を深められます。
協同学習の良いところです。
中学2年生の国語でも、やはりグループでの学習が行われていました。

グループ間の移動もあり、アクティブな授業です。
黙って座ってノートをとる一時間ではありません。
社会では、スクリーンを使っての授業が行われていました。
幕末の歴史、スクリーンには、・・・

わーお、小栗龍馬ですね!
ICT機器を使って、生徒が理解しやすいように授業を進めています。
ドラマの俳優さんたちが演じた姿を見ると、幕末史も身近に感じることができますね。
(…が、大河ドラマを見てない生徒が圧倒的なのは大変残念!私は大河ドラマ視聴のおかげで歴史のテストはバッチリでしたよ~!)
参観授業はたった1コマだけですが、お子さんの様子をご覧いただき、お家でも授業を話題にしていただくことで、次の授業へ、また学習姿勢の向上へと、つながっていきます。
ご覧頂いたことが、これからのお子さんの進化につながり、また、教員の研鑽にもつながっていく、
・・・授業参観の意義は大きいです。
さて、翌19日(木)には、教員研修の一環として、授業研究会が行われました。
指導者として常葉大学の須山嘉七郎先生にご臨席いただき、高校1年の現代社会の授業を全校の教員が見学しました。


授業者は、氏原先生。
クラス担任でもあります。
先生と生徒の信頼関係が授業の中に感じられました。
授業の後には合評会が行われ、講師の須山先生からたくさんの貴重なアドバイスをいただきました。

須山先生、我々教員への貴重なご助言をありがとうございました!
私学の教員は異動がありません。
卒業後もずっと生徒を見守ることが可能です。
しかし、安定が停滞になってしまってはいけません。
授業について、生徒理解について、研鑽を積むことは大変重要です。
私学のメリットを生かし、生徒たちを大きく伸ばしていくことができるよう、西遠ではこうした研修を通じて先生方もまた進化していきます。