冬なのに春の嵐

今日は「爆弾低気圧」が来る、と天気予報が警告していましたが、皆様の地域では被害など出ませんでしたか?
四国では竜巻の被害もあったとのこと、これから大雪になる地域もあるようです。
どうぞ皆様引き続きお気を付け下さい。
浜松では、幸い登校時間には雨もあまり降らず、強風が気になる程度でした。
9時ごろから一気に降り出しました。
天気図で言うと「春の嵐」だそうですが、まだ1月。
大寒も立春もまだなのに…という異常気象でしたね。
お昼には雨も止み、一気に気温上昇しました。
強風のおかげで、いつもよりかぐわしく香って存在感を主張していたのが、本館通用口前の蝋梅(ロウバイ)です。

春近し、の香りです。
蝋梅の向こうに夕やみが迫り、アクトタワーもシルエットに。

こんな穏やかな夕暮れを迎えたのに、
新聞の夕刊は一斉に、イランによるイラク米軍基地への攻撃を1面で大きく取り上げています。
新年早々、アメリカのトランプ大統領が命じた、イランの司令官殺害というショッキングなニュース。
2020年はどんな年になってしまうのだろうと底知れぬ怖さを感じました。
そして今日、遂にイランが報復。
世界は今、大変緊迫した状況にあります。
戦争には断固反対です。
人々の尊い命を奪う戦争は、絶対に行なってはなりません。
戦争、反対。
午前中に訪ねた中学2年の英語の授業では、マザーテレサがテーマでした。
一人一人の命と静かに向き合い、欲を持たず、もっとも貧しい人々のために生きたマザーテレサ。
彼女の生涯と向き合って「命」「平和」を学ぶ生徒たちです。

オーストラリアの火災も心痛むニュースです。
オーストラリアには毎年中学3年生がお世話になり、留学生たちもオーストラリアから西遠にやってきてくれる、西遠にとってはひときわ絆の強い国です。
私たちは何をしたらいいのだろう。できることはあるのだろうか。
みんなで考え、何か形にできたらと思います。
東の空には、もうすぐまんまるくなるお月さまがありました。


平和を守るために、命を守るために、自然を守るために、
私たちにできることを、諦めずに頑張り続けるしかない。
戦争はいけないと叫び続けなければならないのです。