本日、西遠は「夏休み前の授業納めの日」でした。大掃除を終えた後、講堂に全校生徒が集まり、授業納めの式を行いました。
式に先立って行われたのが、
1)学園祭イメージキャラクターの発表と表彰。
全校投票で選ばれた作品がスクリーンに映し出され、実行委員長からキャラクター作者に賞状が贈られました。今年の学園祭スローガン「彩(いろどり)」にふさわしくカラフルな作品です。キャラクターと共に応募してもらった「背景」の柄については、6名の応募者の作品をできるだけ使って学園祭を盛り上げることも発表されました。
2)中学生徒会長から、「挨拶」についてのプレゼンテーション
3)高校生活執行部長から、「自主規制」アンケートの分析と今後についてのプレゼンテーション
中高生徒会の代表者が「挨拶」「自主規制」について、全校生徒に呼びかけました。
4)学力優秀者表彰
中学の学力推移調査の結果を受けて、学力到達ゾーンの上位者に贈られるこの賞。今回もたくさんの生徒が名前を呼ばれました。「未来を拓く女性」になるために「確かな学力」は誰もが習得を目指すべきものです。地道な努力で、学力をつけたことは、素晴らしい財産です。名前を呼ばれて規律した生徒たちは、いつもにも増してキリッとしていました。次のチャンスには私も!と心の中で誓った生徒もいると思います。次の表彰は3月です。
「授業納めの式」では、校長訓話として、生徒の集会記録から3人の感想を取り上げながら、次のことを呼びかけました。
- アンケートや投票に消極的だった生徒がいることについて、生徒会や実行委員会の活動を「自分事」として考え、協力できる生徒でありたい。
- 1年生の不安や戸惑いに対し、中高一貫校の先輩たちはどう接してあげたらよいのか、考えて行動に移してほしい。
- 校則の改正に対して、校則は嫌がらせではなく、西遠生を守るためにあるものだという認識を持とう。上級生として、その振る舞いが下級生に迷惑をかけないかを考えられる人になろう。
- 平和について考え行動する夏にしよう。
- 成長して元気に再会しよう。
今日のお話に集会記録の課題はありませんが、今日聴いて考えたことはぜひともどこかに書き残し、自分にできることを始めてほしいと思っています。
生活課長の岩崎先生も、全校生徒に夏休みに守るべき4つの点についてお話しくださいました。真剣に聞く生徒たち、どうぞ安全で充実した夏休みを過ごしてください。
式の後、高校2年生の5名から「忘れないプロジェクト」への参加要請の訴えがありました。
一昨年九州研修に出かけた先輩たちが、長崎でこの「忘れないプロジェクト」の代表の方と出会いました。そのご縁で、昨年、西遠もこのプロジェクトに初参加しました。今年、高校2年生が活動を継承し、全校に呼びかけてくれたので長崎に原爆が投下された8月9日11時2分に写真を撮ろう!というこのプロジェクトは、原爆の歴史を忘れず、平和のためにできることとして始まったもの。西遠の生徒にはぜひ積極的に参加してほしいと思います。今年の写真展は、ちょうど高校2年生が九州研修旅行で長崎を訪ねる時に開催されているそうです。西遠からの写真がたくさん展示されていたら嬉しいですよね。私もぜひ参加したいと思います。
大掃除から始まり、放課後には「オンライン参加部門のワードプレス講習会」、中学生徒会による「クリーンイベント」という名のボランティア活動、高校1年生の「大学模擬授業」と、様々な活動がありました。
西遠の授業納めの日は毎年とてもパワフル。生徒たちもとても元気に活躍してくれました。明日から、有意義な夏休みを過ごしてください!