西遠の土曜プログラムには、女子校ならではのオリジナリティ溢れるプログラムがあります。
その一つが、自らの体を知り、自己管理する能力を養い、ライフサイクルを考えるという目的から始まった健康教育です。
11日の土曜日には、本校の保健体育科の先生として長くお勤めになられ、現在は豊橋創造大学にて大学生を教えていらっしゃる白柳佳子先生にお越しいただき、高校1・2年生にご講義いただきました。
高校1年生は「思春期の体と食生活」について、
高校2年生は「更年期」について教わります。
白柳先生の講座は、いつも楽しいお話や体を動かすところから始まります。
高校2年生も、
高校1年生も、
私も後ろで参加させていただきました!(イテテ…)
背中の筋肉を動かしたり、肩こりをなくす動きを教えていただいたりして、生徒たちの背すじもピンと伸びます。
思春期には、無理なダイエットで体と心のバランスを崩してしまうことも多くあります。
また、更年期なんて高校生には縁遠いと思われるでしょうが、お母様の体調の変化を気遣ったりすることも大事ですし、女性の体のサイクルとしてどんなことが起きるのかを知ることはとても大切な学びです。
プレ更年期という時期もあり、生徒たちにもチェック表が配られました。
自らの体を知ることは、女性としていかに生きるかを考える上で、外せない大事な項目ですね。
生徒たちは熱心にメモを取りながら、講義を受けました。
ふと窓辺を見ると、なんと2羽のカラスが興味深そうに、白柳先生のお話に耳を傾けているではありませんか!
白柳先生、ご講義ありがとうございました!
私にとって白柳先生は、保健体育、時にダンスの恩師です。
楽しいお話と明るい貴重な笑顔と体いっぱいに使った創作ダンスの学びが、10代の財産であり、
西遠の教員となってからは、偉大な先輩教師のお一人として、本当にいろいろお世話になりました。
西遠には、先生や卒業生など人生の先輩が、21世紀を担う生徒たちに親しくお話してくださるプログラムがたくさんあります。
長い歴史を持つ学園だからこその贅沢なプログラムです。
女の子が安心して育つことのできる、とても素敵な環境が、西遠には用意されているのです。