中学1年生掲示コンクール

西遠には、古くから「掲示コンクール」という行事があります。
平成最初のころには、確か中学1年生で2回、2年生でも行っていましたっけ。
現在、この掲示コンクールは、中学1年生の行事です。
中学3年生から始まる学園祭HR展に向けて、初めて教室を会場にして調査研究内容を掲示や制作物という形にして発表します。
学園祭の貼り絵コンクールでチームワークを確かめた生徒たちが、今度はクラス全員で教室を展示空間にし、計画性や協力性を発揮する行事です。
テーマは「日本文化」。
夏休みに一人一人が調べた内容をもとに、クラス展示テーマを決めて11月からコンクールの準備が始まり、12月の参観会までに仕上げるというスケジュールです。
今年度中学1年生は、菊組が「日本庭園」、藤組が「扇子」というテーマで展示空間を作り上げました。
大きな掲示板をどう使うか、吊り下げの掲示や本棚の使い方はどうか、さて、ここからはブログをお読みの皆様ご自身で、クラスのこだわりや工夫ポイントを発見してください!
最初は、菊組「日本庭園」です。





藤組は「扇子」を調べました。





各クラス5枚ずつの写真ですので、すべてを網羅できませんが、それぞれの努力や工夫のあとが見られる写真を選んでみました。
菊組さんは、カラフルな展示で、塗り方にもこだわりがありますね。
書道の腕も奮って迫力ある空間を作り上げました。
「龍潭寺」に取材に行く、造園業のお父さんに取材をするなど、行動力もあるし、それを紹介するコーナーを作ったところもセンスがあるなあと感心しました。
藤組さんは、「試作品コーナー」と銘打って、失敗作を展示するという斬新さに感心。
扇子って簡単には作れないんだと身をもって知ったことを、今度は見学者とも共有するところが面白かったです。
屏風を丁寧な作業で作り上げたり、参考文献もしっかり紹介しているところは、学園祭の先輩たちの良き影響でしょう。
20名近い先生方の審査の結果、
僅差で藤組が1位を勝ち取りました。
藤組さんおめでとう!
菊組さんも素晴らしかったですよ。
2クラス共によく頑張ったあとが見え、2年後の学園祭が早くも楽しみになりました。
西遠の行事は、一つ一つがつながっています。
その階段を着実に登っている中学1年生たちでした。

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本日、中学入試の第1日目(筆記試験)が終わりました。
明日は面接試験です。
受験生の小6の皆さん、明日も頑張りましょうね!
そして、高校3年生のセンター受験生たちも、頑張れー!!