祝日前の月曜日

昨日は日曜、明日は祝日「建国記念の日」です。
間に挟まれて、ちょっと窮屈そうな月曜の学校では、
放課後、明日掛川で行われる「東海選抜高等学校フェスティバル」に出場するギター・マンドリン部が、大会を前に演奏曲目を先生方に披露しました。

小編成ながら、一人一人の演奏技術は高く、この少人数でこの迫力が出せるんだ、とびっくりしてしまいます。


部員たちを束ねる高校2年生の表情を見ていると、一つのものに長い時間打ち込んだ凛々しさがその横顔にあふれています。
中学生もこの先輩に負けじと必死についていく姿がとても健気で、この部の団結力は素晴らしいものだといつも感じます。
演奏を終えた部員たちに、客席から学園長先生が激励の声を掛けました。
学園長先生はギタマン創始者でもあります。

大先輩である学園長先生のアドバイスを、部員たちは真剣に聞いていました。
明日の大会では、この練習の成果を思いっきり発揮してください!
講堂を出ると、外は夕焼けのグラデーションがやさしく地上を包んでいました。

☆  ☆  ☆

さて、今日は、思いがけない卒業生が校長室を訪ねてくれました。
かつて友情編集委員として、オオバにより原稿ボツの苦しみを味わった二人が、仕事休みの今日、ぶらりと沼津まで行ってきたそうで、その帰りに母校に寄ってくれたのでした。
いやあ、この何の前触れもなく訪ねてくれる嬉しさよ!
会議前だったので、廊下で2,3分話しただけで、ゆっくりお話しできず申し訳なかったのですが、
「今から会議なの」と言ったら、お土産の海老せんべいを「会議で食べてください!」と差し出してくれる優しさ!
ありがとう!
二人のお写真も撮れなかったので、海老せんの写真を載せます(笑)。
あ、しかも海老せんじゃなくて、海鮮丼せんべいでありました!

それだけじゃあまりに失礼なので、彼女たちが高校2年生の時の「友情」4冊の写真も撮ってみました。

このころは、B5判の白黒の冊子でした。
表紙は、学園のスケッチシリーズでした。
「友情」の同志たちは、今も文章を書いているかしら。
締め切りとボツの声に屈せず頑張りぬいた根性は、きっとどんな場でも明るく生きる力になっていると信じていますよ。