「西遠学園祭2023」を振り返る 2

「西遠学園祭2023」を企画・準備・運営したのは、60人余の学園祭実行委員たちでした。「『西遠学園祭2023』を振り返る」シリーズの2回目は、実行委員たちの足跡をたどります。

実行委員会発足

高校2年生が中心になって組織を作る「学園祭実行委員会」。実行委員長と4人の部門長が決まり、スローガンが「彩」となって、中2から高2に呼びかけて実行委員を募集、その発足式が7月11日に行われました。実行委員長の挨拶に始まり、各部門での顔合わせと仕事内容の説明などが行われました。異学年が集まっての組織ですから、ちょっぴり表情も硬いような発足式でした。

実行委員大集合之図

9月になり、プログラムやホームページに掲載する実行委員会の集合写真を撮影することになりました。全員集合の記念撮影から、部門ごとの撮影、そして部門長5名の撮影まで、短い昼休みの間に大忙しの撮影会となりました。

全校に呼びかける

学園祭実行委員長は、9月になると、全校朝礼、全校講堂朝会、そして10月5日の全校放送と、何回も全校生徒に訴えかける場面があります。大きな行事を目前にして、委員長の挨拶は全校生徒を鼓舞します。

各所で準備に励む実行委員たち

実行委員の仕事は決して華やかではありません。お花作りから、フォトスポットづくり、看板づくりにシート張り、ゴミ箱設置…。開幕直前まで仕事に追われます。

開会式のリハーサルも講堂で行われました。実はオオバは今年度学園祭本部担当教員でもありまして、実行委員たちと行動舞台で位置やらタイミングやらアナウンス原稿やら打ち合わせに奔走しておりました。

そして、開会式!

10月7日(土)8:20、本部実行委員が挑む大きな仕事「開会式」が始まりました。実行委員長の開会宣言、展示部部門長による諸注意の後、各クラスのHR展アピールタイムと続きます。

実行委員会からの動画も上映されました。HR展のコマ撮り写真から前日の撮影分まで反映しての力作動画に、会場から何度も笑い声が起きて、実行委員たちはホッと安堵していました。

開会式直後の実行委員と本部のオオバ。いちょう広場で即席反省会です。

催し物部の感染防止対策

学園祭の2日間、講堂入り口では、催し物部の実行委員が入場人数をカウントしていました。800人収容できる講堂ですが、感染防止の対策として、今年も座席は一つおきの着席を徹底、最高人数を374席としてカウントを行いました。とはいえ、入りきれない人が出たらどうしよう、せっかく並んでくださった方には全員見ていただきたいし…と本当に悩みながらの任務だったと言います。

催し物部の実行委員はこのカウントだけでなく、本番の照明や音響も担当しました。

実行委員会の仕事は、学園祭の公式ページでもご覧いただけますので、ぜひそちらもご覧ください。閉会式から反省会までの実行委員たちの様子は改めてご紹介します。