留学生Eveさんの西遠での日々

9月13日から西遠で留学生活を送っていたEveさん。オーストラリア出身の彼女は、高校でずっと日本語を学んできました。日本に来たいという夢を叶え、西遠での生活を体験しました。

9月13日 全校生徒を前に緊張のスピーチを行ったEveさん

Eveさんは、西遠生のお宅にホームステイし、高校1年菊組でクラスメイトと共に授業を受けたり、学園祭の準備をしたりして、日本語の習得にも熱心でした。9月15日の公式ブログにもその様子が掲載されています。
特にHR展の準備作業では、放課後や休日も真剣にもの作りに挑むEveさんの姿がありました。

迎えた菊組の生徒たちにとっても、Eveさんとの日々は濃密で、一緒にいられる時間がとても楽しそうでした。日本語を教えたり、英語を教わったり、文化の比較をしたり、すてきな国際交流の1か月であったことでしょう。HR展の完成に向けて、彼女は「なくてはならない存在」だったと思います。

9月30日、菊組の皆で記念撮影が始まりました。一緒にいられる時間を思いっきり愛おしんでいる生徒たちでした。

学園祭1日目。開会式に先立って、翌日8日(日)に日本を離れるEveさんに「修了証の授与」を行うセレモニーがありました。

修了証と西遠からのプレゼントを贈られたEveさんは、離日を控えて、全校生徒にスピーチしてくれました。日本語でしっかりと原稿を書き、「今まで学校では正式な日本語を教わってきたけれど、西遠の友達にカジュアルな日本語を教わったことはとても有意義だった」と留学生としての1か月を振り返りました。続いて、バディを務めた生徒、ホストファミリーとして毎日を過ごした生徒が、英語でお別れの言葉を述べました。

セレモニーの最後は記念撮影です。

学園祭1日目は制服で、2日目は空港に向けて出発するギリギリまで私服で学園祭を楽しみ、友との別れを惜しんだEveさんでした。

Eveさん、オーストラリアに戻って、いかがお過ごしですか? いつかまた会うことで叶いますように。日本とオーストラリアの架け橋となって活躍するEveさんの未来を想像し、再会を固く信じる私たちです。