本日、「中ノ町げんき食堂」にお邪魔しました。この間のロングディスタンスウォークでポイントの一つだった「中ノ町自治会館」のすぐ西の「食処 楓」で、月に2回行われているこども食堂です。
中ノ町の子どもたちが笑顔で集まるこの食堂に、本日西遠からお邪魔したメンバーは…
弦楽アンサンブルの6名の生徒たちです。現在休部中のオーケストラ部では、有志が集まって演奏活動をしています。中野町の子どもたちに小編成の演奏をしてくれるところはありませんか?と打診され、弦楽アンサンブルが手を挙げました! 元気で明るい子どもたちに拍手で迎えられ、6名の生徒+河野先生が、「G線上のアリア」など3曲を披露しました。
クラシックの曲も静かに集中して聴いてくれた皆さん、素敵な「聴衆」でした! 演奏が終わった後は、質問や感想で次々手を挙げてくれる子供たちの元気さにびっくり!「今までで一番難しかった曲は何ですか?」「一番長くバイオリンを習っている人は誰ですか?」といった質問に、「お姉さんたち」が笑顔で答えました。
演奏のあとは、生徒たちも、我々教員も、小学生の皆さんの間に入れてもらい、一緒においしいお食事をいただきました。「おねえさん、ここに座って!」と熱いリクエストももらえて、生徒たちは大感激。テーブルごとにお話も弾んで、とても楽しいひとときでした。演奏の場をいただけてこちらが感謝しているのに、小学生の皆さんをはじめ食堂に集う皆さんから心づくしのおもてなしをしてもらって、大感激の一同でした。
「中ノ町げんき食堂」のパンフレットには、「ここはみんなが安心してすごせる家/まちの明日のげんきを生む居場所/この子どもたちは、中ノ町の未来/地域の子どもは、地域で守り育む」と書かれています。その精神がまさに、このおうちの明るい灯りの下で実践されていました。代表の磯部さんは西遠の先輩です。磯部さんをはじめスタッフの大人の皆さんは、すてきな笑顔で子どもたちを包んでいました。天竜中学のボランティアの皆さんもとても元気で明るく、すぐに垣根が取り払われる感じです。弦楽アンサンブルの6人も、とても自然に笑顔になれて、もしかしたらいつもより元気になったんじゃないでしょうか。
お声をかけていただき、温かく迎えていただいて、本当にありがとうございました。 またぜひお邪魔させてください! お話してくれた小学生の皆さん、また会いましょう!