今日は土曜日。生徒たちは、教科の授業ではなく、「総合」「探究」「特活」のプログラムに臨みます。今日行われた様々なプログラムをザザっとご紹介しましょう。詳細は、きっと(←ここを強調)各学年の先生方が公式ブログで振り返ってくれると信じて…。
留学生歓迎会
オーストラリア・シドニーの提携校「デーンバンク」から、コロナ禍後初めて留学生が来日。全校講堂朝会に先立って、3名の留学生の歓迎会を行いました。
先日までオーストラリアでお世話になっていた中学3年生を代表して、中学生徒会長が英語で歓迎の言葉を述べました。中3と高1のクラスに入る彼女たちには、「バディ」がいます。壇上から、それぞれのバディが講堂のそれぞれのクラスの席へと留学生たちをエスコートしました。
留学生との生活を、生徒はとても楽しみにしています。短い期間ですが、楽しく日本語を覚えてもらえるよう、たくさん交流したいですね。
全校講堂朝会「人権について」
全校講堂朝会、12月のテーマは「人権」です。12月10日の「世界人権デー」にちなみ、当たり前のように享受している自由や平和な生活を今一度振り返る機会を持ちました。今、当たり前に思われる生活も、「基本的人権」をうたった「日本国憲法」が施行される前には、許されないことがたくさんありました。現在に到達するまで、たくさんの方々が苦労し努力して「人間らしい生活」を獲得してきたのです。スライドでは、世界の様々な国や地域で「人間らしい生活」ができるように活動し、ノーベル平和賞を受賞した人々( アンリ・デュナンに始まり、マララさんやICAN、そして今年の受賞者ナルゲス・モハマディさんまで )を紹介しました。
1948年12月10日に採択された「世界人権宣言」。今年は75周年です。みんなで世界人権宣言を読んでみよう!と、英語、日本語訳、そして谷川俊太郎さんが優しい日本語に翻訳してくれたものをいくつか紹介しました。それぞれの条文を読む時、生徒たちに要求したのは、「今の世界情勢の中で、守られていないことがないか、迫害を受けている人々はいないか、考えてみてほしい」ということでした。
国連のグテーレス事務総長の言葉も紹介しました。「女性に対する暴力撤廃の国際デー」「ジェノサイド犠牲者の尊厳を想起しその犯罪防止を考える国際デー」に寄せたメッセージを紹介しながら、いま世界がどういう状況にあるのかを考えました。そして、パレスチナの人々にも思いを馳せました。紹介したのは、パリ在住のオペラ歌手マリアム・タマリさんの言葉です。東洋経済オンラインのこちらの記事がもとになっているので、ぜひ記事をお読みください。
人権について学んだ生徒たちは、どんなことを日々の生活で実践していくのでしょうか。教室の中でも、隣人に対してでも、生かすことはたくさんあります。新たな視点を持ち、行動できる女性になってほしいと切に願います。
高校3年生「グローバル講座」
静岡大学に通う留学生の皆さんをお招きして、高校3年生が「グローバル講座」に臨みました。
留学生の皆さんはそれぞれ自分の母国や自身の大学生活や研究分野についてプレゼンしてくださいます。それに対して、生徒たちは、英語で自分の将来についてのスピーチを披露。6年間の成長を振り返って発表する大事な時間です。
留学生と生徒たちとの、短い時間ですが濃密な交流のひとときでした。
高校2年生「AED講習」
浜松市消防局の皆様がご来校くださり、高校2年生にAEDの講習をしてくださいました。
生徒たちも真剣そのものの表情で講習に臨んでいました。
消防署の皆様、お忙しい中でのご来校ありがとうございました。
中学2年生「夢を開くキャリア講座」
中学2年生は、国際ソロプチミスト浜松の皆様によるプログラム「夢を開くキャリア講座」に臨みました。今年の講師は、合同会社テラックの多田淑惠さんです。生徒たちにプログラミングの講習をしてくださり、事前に生徒が寄せた質問(進路や学習について)にも答えてくださいました。
プログラミングに挑戦している生徒たち。友達と協力しながら、頑張っていました。
多田様、ソロプチミストの皆様、貴重な授業をご提供くださいまして、ありがとうございました。夢を拓き、未来を拓く力を生徒たちは確実につけたのだと思います。
中学1年生「クラスボランティア」
中学1年生は、4時間目に「クラスボランティア」として、校内美化に励みました。外掃除で、日頃ての回っていない南グラウンドやローズガーデン周辺をきれいにしてくれました。
中1の皆さんのおかげで、きれいな学校になって午後の「高校入試説明会」を開くことができました。ありがとう!
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本日午後の「高校入試説明会」にご参加くださいました皆様、ありがとうございました。ぜひ西遠を受験してください。そして、私たちと共に「未来を拓く力」を獲得していきましょう! 次回16日にお申し込みの皆様も、どうぞよろしくお願いします。