ポーランドの若手ピアニストとして活躍するミハウ・オレザクさんのミニコンサートが、本日13時より西遠岡本記念講堂で開催され、全校生徒がその美しい音色、迫力ある演奏に酔いしれました。
このコンサートは、「ポーランド市民交流友の会」の皆様のご厚意により実現したものです。ポーランドのワルシャワにあるショパン音楽大学の大学院に通う24歳のミハウさん。内外のコンクールで優秀な成績を収め、今、ポーランドで大変注目されている新進気鋭のピアニストです。今日は、ショパンの名曲を演奏してくださいました。
友の会の影山会長様よりショパンの生涯についての説明を聞いた後、司会の伊藤様が曲の紹介もしてくださり、生徒たちも作曲家への興味を持ってその音楽を聴くことができました。ミハウさんの演奏は本当に迫力あるもので、しかも優しさや美しさに満ちたものでした。私は舞台袖で聴かせていただきましたが、その音色に引き込まれました。
曲の合間には、ポーランド語と英語で自己紹介をしてくださいました。日本食も大好きなミハウさんのお人柄に、生徒たちはすっかり魅了されたようです。
《演奏曲目》
ポロネーズ第3番ニ短調Op.40軍隊
ノクターン第15番ヘ長調Op.15-1
エチュード第10番
マズルカ №15
スケルツォ №3 op39
バラード第4番
ノクターン遺作
最後に、演奏への感謝を込めて、代表生がミハウさんに花束を贈呈しました。
控室の南館理科室には、学校誌の友情編集委員もインタビューに訪れ、緊張しながらインタビューを行っていました。ミハウさんはとても優しく答えてくださいましたよ。編集委員さん、次の『友情』に良い記事書いてくださいね!
ミハウさんは、西遠のホールやピアノをとても褒めてくださいました。また、西遠生が静かに聴いてくれたので、とても弾きやすかったそうです。嬉しい感想ですね。
ミハウさん、素晴らしい演奏をありがとうございました。今日のピアノの音色は生徒の心に長く刻まれることでしょう。これからのさらなるご活躍と、また浜松で再会できる日が来ることを、心から願っています。
そして、こんな素晴らしい演奏会を実現させてくださった友の会の皆様に心より感謝申し上げます。