ロスあれこれ

ローカルニュースを見ていたら、浜松スポーツセンターのスケート場が5月に閉館とのこと。びっくりしました。浜松唯一のスケート場が遂に閉鎖。スケート場がなくなってしまいます。私はスケートは苦手（得意なスポーツなんてないですが…苦笑）でしたので、あまり縁のある場所ではありませんでしたが、私の一つ上の先輩はフィギュアスケートをしていて、全校朝礼で数々の賞状を学校に報告していたことを思い出します。あって当然だった場所がなくなるのは、やはり寂しいです。今まで浜松にスケート文化を提供してくれて、ありがとうございました。

新たな週のスタートなのに、ちょっと元気が出ないのは、BSドラマ「舟を編む」が終わってしまったからでしょうか…。辞書作りの人々を追う、とても素晴らしいドラマでした。
昨夜の最終回は涙を拭きながら、そして出版記念パーティの場面は会場（と言ってもテレビの中の会場ですが）の皆さんと一緒に拍手しながら、自分も出版に携わったかのような気持ちで臨みました。原作にはない視点、j時代、そして、違う結末を用意してくれて、このドラマは本当に素敵な仕上がりになったと思います。
俳優の皆さん、とても素晴らしかったです。池田エライザさん、とってもチャーミングで素敵な主人公でした（私は、恥ずかしながら原作の登場人物に岸辺さんが本の中にいたことすら覚えていなかったのですが、今回の岸辺さんがヒロインとしてとてもとても魅力にあふれた人物に思えました。脚本も素晴らしかったし、エライザさんがとても良かったのだと思います）。野田洋次郎さんは「馬締さん」になるために生まれてきたのかと思いました。矢本悠馬さんも、渡辺真起子さんも、前田旺志郎さんも、すごく良かった。美村里江さんは凛々しくて素晴らしかったし、向井理さんも岩松了さんもとってもいい味出していした、そしてそして、やっぱり柴田恭兵さんが最高でした。しかも、原作とは違って、最後までいてくれて、本当に嬉しかったです。
ああ、今の私は間違いなく「舟を編む」ロスです。PTA総会のあとで、「舟を編む」見てますって言ってくれたお母様も今、きっとロス状態でしょう…。
叶うなら、というか絶対叶えてほしいですが、地上波で放送してほしいです！　頼みます、NHKさん。