「学習」について中学生が考えたこと 2 ~集会記録より~

6月15日の「学習」についての講堂朝会に対して、生徒が「集会記録」を綴り、感想を寄せてくれました。今日は、入学して3か月となる中学1年生の初々しい感想をご紹介します。初めての「定期テスト」を終えて、中学生としてどう「授業」や「学習」に臨むのかを真剣に考えてくれました。

校長先生の話を聞いて、自分の学習時間をもう一度見直してみようと思いました。普段家に帰ると勉強を後回しにしてしまう癖がついてしまったと感じるので、メディアには触らず、まずは宿題を済ませる+予習復習をすることで勉強時間が増え、授業への理解度が増し、集中力もアップすると思いました。

生活記録はたまに打ち込むのではなく、毎日記入して、学習時間を振り返り、昨日はできなかったことを今日やると決めたり、自分に合った計画を立てて毎日勉強していきたいです。

「良い授業とは?」という問いに、私は「内容がよく分かる授業」だと思いましたが、先生の話を聞いていたら、確かに、そんな授業じゃ「はて?」と考えることができるのだろうか?と思いました。この話を聞いて、「良い授業」とは、自分が疑問を持つことができる授業だと今は思います。

私が一番心惹かれたことは、「批評・批判は悪いことではない」という言葉です。「批判がなければ話し合いは始まらない」という言葉を聞いて、「確かに」と思う前に「なんでだろう?」と最初に思いました。考えてみると、だんだんと「なんでだろう」が「確かに!」に変わってきました。自分で考えてから納得するということの大切さも知ることができました。これから「批評・批判は嫌われるからやめよう」という考え方はせず、しっかりと相手に自分の気持ちを伝えていこうと思いました。

「良い西遠の生徒になろう」が学年目標の中学1年生。学習姿勢についても目標が定まったみたいですね。

生徒たちには、そろそろ7月定期テストの足音も聞こえているはず。「学習に精一杯取り組む」という講堂朝会があったことの意味を噛みしめ、ぜひ自分の生活を変革・向上させてほしいと思います。