「忘れないプロジェクト」に参加しませんか?

西遠女子学園は、今年も「忘れないプロジェクト」に参加します。

「忘れないプロジェクト」の旧Twitterより

「忘れないプロジェクト」は、被爆者の小川忠義さんが「長崎に原爆が投下されたことを風化させないように、8月9日11:02にみんな一斉に写真を撮ろう!」と始められたものです。西遠では、2022年からこのプロジェクトに参加し、長崎に写真を送っています。

始まりは、2021年に九州研修旅行で長崎を訪ねた高校2年生が、市内グループ研修でナガサキピースミュージアムを訪れたところからでした。

主宰者の小川さんと出会い、彼女たちは、学校に戻ってこのことを私にも報告してくれました。そして、2022年の夏、授業納めの式で全校にプロジェクトへの参加を呼びかけたのです。

この活動は、高校生徒会に引き継がれ、昨年2023年も全校に写真撮影への参加が呼びかけられました。

そして、昨年は、ナガサキピースミュージアムでの写真展の会期中に高校2年生の九州研修が行われたので、展示された西遠の先生や生徒の写真を現地で見学することができました。小川さんにもお会いできました。小川さんと生徒たちの後ろに展示されているあたりが、西遠関連の写真群だそうです。愛の灯像もありますね。

個人的に嬉しかったのは、私が撮った母の写真もその中にあったことです。ちょうど、眼科の待合室で9日11:02を迎え、母の黙祷する横顔を撮ったのでした。

今年の写真展は10月8日から11月4日まで。今年の高校2年生も現地で訪問できます。
どうぞ皆様も、8月9日11:02にシャッターを切ってください。
その時刻を意識することで、平和の尊さを噛み締めましょう。
そうして集まった日本中・世界中から寄せられた写真を、九州研修旅行で長崎を訪れる高2の生徒たちが現地で見ることができたら、さらに平和への想いは深まると思います。