ここ数日、ご近所のネムの花が満開です。
学園のネムノキ3本は、いつも6月中旬に花を咲かせます。
箱根などにドライブすると、7月下旬にネムノキの花が、けむる様なピンク色に花をつけています。
でもでも、今の季節の花ではないですよね…。
ちなみに西遠のネムノキは一回しか花を咲かせません。
それに対して、
ご近所のこのネムは、6月から11月くらいまで何度も咲きます。
ご近所のは低木だから、きっと種類が違うのでしょうね。
和田小学校のお近くのお宅のネムも今満開。
ネムは、合歓とも書いて、ネムの花の季語は夏(晩夏)です。
10月の花とはどうしても呼べないのだけれど、
年に何度も満開になってくれるこのネムは、私の心をいつも和ませてくれるのです。
ネムと言えば、有名な芭蕉の句があります。
象潟(きさかた)や 雨に西施(せいし)が ねぶの花
ねぶ=ねむ
西施=中国4大美女の一人
「奥の細道」で芭蕉が訪ねた東北、象潟。
雨に濡れた合歓の花が、中国の美女を思わせたのでしょうか。
この句を知ってから、私にはネムの花がどこか高貴に思われるようになりました。
秋休みも半分が過ぎました。
学校では、高校演劇部が12日の本番を前に猛練習中です。
がんばれー!