「西遠学園祭2024」は約60名の学園祭実行委員によってその運営を行いました。
実行委員会は、5人の部門長(高校2年生)のもと、それぞれ「本部」「展示部」「催物部」「食堂部」「特別部」に分かれて活動します。当日忙しい部門もあれば、前日までに仕事が終わり、当日は他の部門を手伝う部門もあります。
部門長が顔合わせをしたのはパフォーマンス大会が終わってすぐの6月7日でした。5年主任の白井先生も臨場して、学園祭を支える5名の部門長が集いました。
5人は、実行委員を募り、実行委員会を発足させました。さらに、学園祭のスローガンを討議して決定、スローガンに見合うキービジュアルを募集し、夏休み前にキービジュアルの発表も行いました。
夏休みはそれぞれの部門ごとに、GoogleClassroomで連絡を取り合い、活動を行いました。9月になると、その活動は本格化、多忙な日々となりました。実行委員の集合写真を撮ったのもこのころです。
実行委員長を中心として、高校2年生が核となり、学園祭に向けて準備が進められました。広報活動もあるので、部門長は特に大変です。オープンスクールで小学生の皆さんに学園祭をわかりやすくアピールしたりもしました。実行委員長は、校庭朝礼や講堂朝会でも学園祭に向けて全校生徒を鼓舞する呼びかけを行いました。
実行委員もリーダーの指示のもと、本部はご近所への挨拶回りやポスター貼りの依頼に出かけたり、看板を作ったり。展示部は毎日18:30の見回りを怠らず、HR展の進捗状況と日々の戸締りなどのチェックを担いました。催物部は、ひたすら講堂でリハーサル!照明や音響を各部活と準備します。食堂部は、販売品目の決定と広報、そして集金など。特別部は、小学生の皆さんが喜ぶゲームの準備に励みました。
学園祭当日、実行委員のお仕事をそれぞれ間近で撮影する暇もなく、そういう写真がないのが残念ですが、縁の下の力持ちたちのおかげで、学園祭は大きな事故もなく、無事終了することができました。閉会式でPTA会長さんに労っていただいたことは、法外の喜びだったと思います。
閉会式、終業式を終えた10月7日の放課後、実行委員会の反省会が行われました。
ご苦労さんのお菓子とジュースも用意され、和やかな会となりました。部門を担当した先生方も、慰労の言葉を述べてくださいました。
部門ごとに撮影。学年入り混じって、談笑している光景がとても和やかでした。
最後は残りのお菓子をめぐって、実行委員長とのじゃんけん大会。
反省会は盛り上がりましたが、実行委員たちはちゃんと「振り返り」もしています。フォームで寄せられた感想をいくつかご紹介します。
- 今回の学園祭で、初めて運営側にたってみて、予想以上に大変でしたが、楽しかったこともあったので、来年の学園祭でも、実行委員になりたいと思いました。(中2)
- 最初はわからないことだらけでしたが先生方や友達、先輩の力を借りて本番の仕事に臨むことができました。初めての体験ができてとても楽しかったです。(中3)
- 私は実行委員が2年目で、今年は食堂メニューの注文が現金になって仕事が多かったですが、毎日家に帰ったら寝落ちしちゃうぐらい自分の役割を進んで務められました。(高1)
- 大変でしたが、運営の裏側を見ることができたり充実さを感じられたことで、とてもやりがいを感じた学園祭でした。(高1)
高校2年生の感想はまた次の機会に紹介します。
最後に、実行委員会の部門長と5年本部のメンバーのお揃いパーカー姿もどうぞ。
行事を作る、支えるという体験が、実行委員にとってかけがえのない財産となりますように…。