学園の秋、色づく

秋休みが明けて3日目の西遠。青い空の下、秋の色がだんだんと濃くなってきたのを感じます。

まず、金木犀(キンモクセイ)です。秋休み中にはまだまだ青かった蕾が、しっかり色づきました。甘い香りに学園のあちこちで出会うことができます。

いろんな実にも出会えます。

大きい実、小さい実、色づきの遅い実、鳥に狙われる実、落ちて芽生えを待つ実…。秋の学園の木の実たちを、生徒の皆さんにも見つけてほしいです。

先ほど、写真にドングリって書いてしまいましたが、ドングリは総称ですよね。この形状から植物の名を調べてみました。見るべきは、ドングリのパンツの形!そして、お尻がへこんでいるか、だそうです。パンツはトゲトゲしてないウロコ型、ドングリは細長くて、お尻はへこんでいませんよね。実は割と小さめ。最後に、葉っぱの形状。ギザギザですね。

これは「コナラ」ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

校舎の屋上の方から、美しい鳥の鳴き声が降ってきました。イソヒヨドリ!と思い、探すと…

この地味な色。メスのイソヒヨドリですね。オスのイソヒヨドリは、青と赤が鮮やかですが、メスは地味―な感じです。イソヒヨドリのマダムは、しばらく西館の屋上にとどまっていました。

角度を変えて撮影していたら、「うるさいわねえ、しつこいわ」とでもいうように、どこかに飛んでいってしまいました。

学園の秋は、これからどんどん深まっていきます。

今年も紅葉が美しいといいな、と思いながら、これからの季節に思いをはせています。