西遠の朝、昼、夕、夜 ~12月初旬篇~

西遠に朝が来ました。冬の朝は、バレー部の落ち葉掃きから始まります。いつも精力的にお掃除してくれてありがとう!

ナンキンハゼの色とりどりの落ち葉が、バレー部員の手によって手際よく集められていきます。
枝が寂しくなるころ、野鳥の姿がたくさん見られるようになります。今までは葉っぱの裏に入って隠れていましたが、これからの季節は見つけやすくなりますよ。

シジュウカラが桜の木にとまりました
この時期一番元気なカワラヒワ。毎朝、朝日を浴びながらさえずっています。
先日、正門の門柱にジョウビタキのメスがちょこんととまってくれました。お上品な姿!

学園の昼。姉妹掃除の時間です。朝、バレー部の皆さんがきれいにしてくれた落ち葉が、昼にはもう沢山散っています。ここは、姉妹グループの腕の見せ所!

こちら、大きなキノコを見つけたと、ドラえもんロード清掃中の高3生より報告が!

赤くなったのはナンキンハゼの葉っぱだけではありません。学園の紅葉もあちこちで色濃くなってきました。寒いけれど、木々の装いに心弾みます。

さて、午後4時を過ぎ、生徒の下校も始まります。暗くなるのも早くなりました。昨日の午後5時。マジックアワーのはじまりです。

よく見ると、講堂の上には三日月と星が!

国立天文台のHPで調べ、星は「金星」だと確認しました。このHPで「今夜の星空」を調べると、空を見るのが楽しくなりますよ!
三日月を拡大しましょう。うっすらと月の全景が見えますね。

そして、今日の帰りのことです。すっかり暗くなった夜空、本館の教職員玄関を出ると、夜空の下でアクトタワーがきれいでした。…と、アクトの下層階のあたりに何か明るい大きなものが…! 

おおっ! 沈む寸前のお月様でした。4日目の月、国立天文台のHPには今夜は19:55ごろ沈むと書かれていましたから、まさに沈む直前。細いけれど、とても大きなお月様でした。この感動を誰かと共有したかったけれど、一緒に帰る先生はいなかったので、残念、オオバは一人寂しくカメラを出しました。

お月様が地上に近づいているので、電線らしきものが映ってしまいました。お月様とアクトタワーのコラボレーションも、毎夜、毎月、違います。私が空を見上げる時間も日によって様々ですから、ちょうど出会えた光景こそ、偶然の感動!まさに一期一会です。良い月を見ると、心が温かくなりますね。
【余談】この後、家に帰って、国立天文台のHPを見るうちに、なんだか星空が見たくなって、午後10時に母と冬の夜空を眺めました。東の空に、木星とオリオン座と火星を見つけました。星はいいですね。でも、寒かったです(笑)。

学園の朝、昼、夕方、そして夜。今日は、ここ数日偶然カメラがとらえた光景をお伝えしました。