本日2月22日(土)9:30~11:50、岡本記念講堂において「第5回西遠国際カンファレンス」が行われました。多数のご来賓の皆様にご出席いただき、たくさんの保護者の皆様にもご参加いただいての開催となりました。皆様のご協力に心より感謝申し上げます。

西遠では、毎年たくさんの国際教育プログラムが企画・実行されます。そこでどんなことが行われ、どんな学びがあったか、今後の課題は…などなど、参加した生徒の代表がスライドを使ってプレゼンテーションを展開しました。
- 西遠の国際教育の取り組み(国際課長)
- イングリッシュサマーキャンプ(中学2年)
- オールイングリッシュセミナー&ラトビアから西遠訪問での異文化理解(中学1・2年)
- 学園祭ホームルーム展【課題探究学習】での学び(中3、高1・2年)
- ダバオシティナショナルハイスクールとの交流(高校1年)
- オーストラリア研修旅行(中学3年)
- デーンバンクスクールの西遠訪問(高校1・2年)
- 西遠での学びを将来に繋げる(高校3年)
- 感想・意見交換(全校)
- 講評(Jarrod Clague様)

イングリッシュサマーキャンプの報告では、実際に生徒たちが考えたクイズ〈シニアバディが日本でびっくりしたことは何か?〉も披露され、客席の生徒やお客様が三択クイズに挑戦しました。

生徒たちは、緊張しながらも堂々とプレゼンテーションをしました。
学年行事を発表する生徒は、日程や内容を発表しつつ、自分がどのようなことを発見し、そう振舞ったのかを紹介しました。また、西遠への留学生の受入れをした生徒たちは、部活やホストファミリー、クラスメイトという立場でそれぞれどんな気づきがあったのかを話し、各自の成長を語りました。最後の発表した高校3年生は、トビタテ留学ジャパンに参加した体験から生まれた今後の夢を後輩たちに熱く語りました。
9「感想・意見交換」では、メンチメーターが活躍しました。生徒は、手元のchromebookから意見を打ち込んでいきます。①国際教育プログラムで得たこと、学んだこと ②これから目標にしたいこと ――スクリーンにはどんどん意見が挙がっていきました。

スクリーンに挙がった意見を読んだパネリストが、共感した意見を紹介し、自分の思いも語りました。
- 英語が第二言語である人との会話で気づくことが多かった。いろんな人と話すことが学びになる。
- 文化を理解することが、会話を円滑にする。
- 緊張して積極的になれなかったことを後悔している。勇気を出すことがスキルアップにつながる。
- 学園祭で積極性の大切さを学んだ。自ら進んで行動したら達成感が大きい。
- 挑戦する姿勢を私も大事にしたい。
- 「楽しんで話す」ことが一番大事だと思う。「楽しむ」ことを大事にしていきたい。
- 目標がない人も、目標を探すために今までやってなかったことに挑戦して欲しい。 etc
最後に、毎年このカンファレンスを公表してくださるジャロさんから、今年も英語と日本語でお話しいただきました。
ジャロさんは、プレゼンテーションやスライドをお褒めくださった上で、「学べたこと」「得たこと」をもとに「これから生かせる力」について真剣に考えている生徒たちを高く評価してくださいました。また、「自分たちの行動が相手にどんな影響を与えたか」という視点もくださいました。実際、カンファの中で、ダバオシティハイの生徒さんからのビデオを見たこと、デーンバンク校の皆さんのメッセージを聞けたことは、生徒にとっても大いに励みになりましたが、ジャロさんは「自分たちが周りの方々に貢献できていることも認めて頑張ってほしい」と西遠生にエールをおくってくださいました。「貢献」というキーワードをいただき、今後の新たな探究の視点をいただいたように思います。
今回、多くのお客様にご臨席いただき、生徒たちの取り組みが発表できたことを大変嬉しく思います。先輩の体験は、後輩の励みになります。これからの生活の目標になり、指針になります。今日のカンファレンスをきっかけに、生徒たちがまた一つステップを踏みしめ、令和7年度の様々な活動で成長していけるよう願うと共に、皆様方のご支援をお願い致します。
最後に改めて、発表した生徒の皆さん、素晴らしいプレゼンや意見をありがとうございました。私自身も大変勉強になりました。
司会の二人も円滑な進行をありがとう!
皆さんお疲れ様でした。
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今日は珍しく浜松にも雪が降りました。珍しさから写真で写そうとしましたが、ほぼ写っていません(笑)。数粒、白いものが見えますか?

雪の降る中を替える生徒たち、カメラを見つけてくれました。風邪ひかないようにね!
