昨日の雨も上がり、
今日は今年度新たに作成する「入学案内」の撮影日。
カメラマンさんが学園各所を回って
生徒や先生の生き生きとした様子を
カメラに収めてくださいました。
私の写真も撮っていただきましたが、
「できれば写真を縦に伸ばしてください」
という望みは却下されました…。
痩せるしかない…。
女子校に足を踏み入れるのは初めてというカメラマンさん、
生徒たちのフレンドリーな対応に
びっくりしながらも
いい写真をいっぱい撮ってくださいました。
入学案内は、これから西遠進学を考える小学生や中学生の皆さんに読んでいただく冊子です。
新しい西遠の魅力を発信できたらと思っております。
放課後は、戦争体験を語るお二人の語り部さんに学校にお越しいただき、
中学1年生の十数名が、お二人から
浜松の空襲の恐ろしさや、戦時中の大変な暮らしについて
詳しくお話を聞きました。
西遠では、5月に殉難学徒慰霊式を行っています。
平和や命の尊さについて考えるこの式に向け、
全校生徒が「平和の作文」を書きます。
このうち、1年生は「身近な方の戦争体験」を聞き、作文を書くことになっています。
その一環として、今日の会が実現しました。
語り部の伊熊様・立川様、そして会を設定してくださった飯田様ご夫妻には
大変お世話になりまして、ありがとうございました。
貴重なお話を聞くことができ、
参加した1年生も
戦争の恐ろしさについて深く考えることができたのではないかと思います。
今日もいろいろな方とお会いしましたが、
たくさんたくさん教えられ、
また「つながり」についても考えさせられました。
たとえば、
語り部の立川様は、なんとわが妹の担任の「立川先生」その人でした!
小学校時代には先生が戦争中にそのような体験をなさっているともつゆ知らず、
何十年もたってから、こうして再会できたことに
大きな意味を感じました。
平和の大切さを次代につなげるという重い役割を、
私たち世代は担っていかねばなりません。
背すじのシャキッと伸びた立川先生の後ろ姿を見送りながら、
遠い日の小学生だった私も、
しっかりしなくてはと改めて思いました。