今日は、宝塚歌劇団で男役トップとして活躍された古城都さんをお迎えして、
平成26年度の女性学講演会が行われました。
今日の講演会は2部構成、
第1部では、古城さんが「講演」スタイルで、ご自身の体験や思いを語ってくださいました。
自分を見つめることの大切さ、
弱い自分と強い自分の二人を抱えていることを自覚することの大切さ。
満足して安住してはいけないのだということが伝わってきます。
いつも厳しい道を歩んでこられた古城さんだからこそ、
「考えるチャンスがあった方がその人は成長する」
「みんながやるから、ではなく、一人でもそれができるか」
「人に流されてはだめ」
といった一言一言に重みと深さを感じました。
第1部が終了し、15分間の休憩。
この休憩時間に何人もの生徒が私のところに来て、
「古城さん、かっこいーい」
「すごい人ですよね!」
「いったい、おいくつなんですかー?」
と感想を語ってくれました。
そして、ブザーが鳴り、第2部の緞帳が上がると・・・
白い衣装に着替えた古城さん。
今度は、ショ―。つまり「公演」です!
♪ハロー宝塚♪
♪すみれの花咲く頃♪
そして、「ウエストサイド物語」から3曲を熱唱。
「ウエストサイド物語」のトニー役で低い音を出すために苦労されたとのお話も披露されました。
それをやり遂げてしまう努力と根性に、生徒一同驚き!
そうしたご苦労やご努力が、実になっているとおっしゃる古城さん。
最後は、「マイウェイ」を力強く歌ってくださいました。
会場からは手拍子も。
あっという間に2部構成の90分間が終わりました。
パワフルで、楽しいひと時でした。
講演会終了後、友情編集委員がインタビューをしました。
古城さん、とても丁寧に答えてくださいました。
友情編集委員と記念撮影です。
そして、インタビューの終わるのを待ち構えていた「出待ち」3人組。
「きゃあ、会っていいんですか!?」
と興奮気味の3名も古城さんと記念撮影しました。
握手もできて、よかったね!
古城都さんは、「宝塚歌劇の殿堂」100名の中に
名を連ねていらっしゃいます。
「100名の中に選ばれたのは、努力してきたご褒美だと思います。
これからも人の役に立てる人間でありたい」
とのお話が心にしみました。
お帰りになられた後、教員室でも先生方の間で、
「古城さんは一体おいくつなのだろう?」と
その凛としたご様子からお年が想像できない!
と話題になっていました。
「年齢なんてないんですよ」が、校長室を出られるときの古城さんのコメントでした!
古城さん、素敵な時間をプレゼントしてくださり、ありがとうございました!
今も頭の中で「すみれの花咲く頃」がリピート再生されているオオバでした。