曇り空

曇り空の一日となりました。
太陽が輝いていないと、やはり冷えますね。
本日、14時より、母親学級の1月講座が行われました。

今日の会場は「静思堂」。
学園長の岡本肇先生が「幸福について」という演題でお話し下さいました。
母親学級生に配られたプリントは、
「アランの『幸福論』」でした。

私は途中からお邪魔させていただきましたが、ちょうど笑い声が起こっているところでした。
お母様方、何やら楽しそう!
プリントの中に書かれた
「登山電車で山頂にたどりついた人は、自力で登った人と同じ風景を見ても同じように美しいとは感じられません」
という言葉の説明の最中だったようで、
学園長先生は富士登山のお話をされていました。
皆さん、引き込まれています。
冬は寒い静思堂(エアコンがありません)ですが、ストーブが二つ稼働しています。
静思堂の椅子は背筋がぐっと伸び、西遠の歴史を刻んでいる椅子です。
そんな中で聴く「幸福論」、
ともすると当然と思ってしまいがちな普段の生活を見直すことになるお話でした。
母親学級の皆様も、メモを取られるなど熱心に聴いていらっしゃいました。

講座の後、「今日のお話はとてもよかった!皆さんに聴いていただきたい!」と感想を述べるお母様もいらっしゃいました。
会場が静思堂で、大人数が入れませんので、「皆様もどうぞ」という呼びかけが前もってできませんでしたが、
やっぱり学園長先生のお話はたくさんの方に聴いていただきたかったなあと思いました。
こういう機会を作っていけたらいいなと思っております。
公式ブログにも、ロウバイの美しい写真が掲載されています。
今、本当にきれいに咲いていて、そばを通るといい香りがします。

学園長先生が、「種を取ってプランターに蒔いたらどうかな」とおっしゃっていました。
ロウバイがいっぱい増えたら素敵ですね。

☆   ☆   ☆

今日は西遠時代の同級生Yさんの訃報が届き、悲しく寂しい気持ちになっています。
中2の時に音楽コンクールで名指揮者ぶりを発揮して、我が2年梅組を優勝に導いてくれた、快活なYさん。
お嬢さんも西遠に学び、保護者と教員として再会し、学園内でお話したことも懐かしく思い出されます。
同窓会の幹事学年として「新年の集い」でゴスペルを披露した時も、熱心に練習に加わってくれました。
あまりに早いお別れで、信じられない気持ちです。
ご冥福をお祈りします。