昨日、アクトでの同窓会新年の集いを終えて、
その足で学校に戻りました。
公式ブログにも掲載させていただきましたが、
昨日14:30から、西遠の講堂で、「絆コンサート」が行われたのです。
「青少年の心を育てる会・浜松」の皆様が主催するこのコンサート、
毎年、西遠は会場をお貸しする形で協力させていただいています。
今年のコンサートは、ちょうど同窓会行事と重なってしまいましたが、
何とか開演時間ぎりぎりに学校に到着でき、1曲目から聴くことができました。
といっても、もちろん2階からの立ち見でした。
階下をのぞくと、ぎっしり席が埋まっていて、コンサートの人気ぶりがうかがわれました。
ということは、開場前にはたくさんの皆様が列をなしてお待ちだったでしょうし、
開場時間にはスタッフの皆様も大変だっただろうなあと推察できました。
海上自衛隊東京音楽隊の皆様による息の合った演奏、迫力、そしてナマの臨場感。
心が高揚するというのは、こういう状態を言うのだなあと思った次第です。
飛び込みで入場しましたので、プログラムも持たずにおりまして、演奏曲目も知りません。
進行役の三宅由佳莉さんが曲を紹介するたび、
「うわー、この曲やってくれるんだー!」と新鮮に感動しておりました。
しかも、三宅さん、「海上自衛隊の歌姫」と言われている方です。
「祈り~a prayer」の切なく美しい歌声には魅了されました。
「レット・イット・ゴー」では、チャーミングに歌われて、またまた魅力的。
「レット・イット・ゴー」を歌う三宅さん↑
復興支援ソングの「花は咲く」は三宅さんのリードで、会場みんなで歌いました。
いつもテレビでどなたかが歌うのを聴くばかりの曲ですが、
歌ってみるとさらにいい曲だなあと思いました。
歌詞カードを見ながら↑「花は咲く」をみんなで歌っています。
ただし、私は歌詞カードもなくて、村松由季子先生に見せていただきました!
第1部の最後に演奏してくださった「天空の城ラピュタ」は、私自身が大好きな映画でもあり、今までに何十回と見ている作品。
その冒頭のテーマ曲から、スラッグ渓谷の朝も、タイガーモス号のテーマも、ぜーんぶ演奏してくださって、
私は映画のそれぞれのシーンを脳裏に甦らせながら、大満足のひとときを過ごさせていただきました。
帰ったらすぐ「ラピュタ」が見たい!とまで思ってしまいました。
音楽は本当に心にジンジンと響き、感動を与えてくれるものだなあと心から思ったコンサートでした。
ふつうコンサートでは「就学前のお子さんはご遠慮ください」の但し書きがありますが、
「絆コンサート」は違います。
プログラム(あとでいただきました)のメッセージの中に、
「演奏中、小さなお子さんの声が聞こえるときもあるかもしれませんが、温かな心で見守ってください。子育て中の大変な時だからこそ、親子で生の演奏を聴いていただく機会を設けたいと考えております。また、お子様が泣き止まない時などは、演奏の途中でも遠慮なくホールに出ていただいて構いません。」
とあり、素晴らしい趣旨のコンサートであることがうかがわれます。
実際、小さなお子さんがとても楽しそうに全身をゆすりながら音楽を聴いている光景を見ることができ、
メッセージのとおり、子どもたちにも、そのお父様お母様にも、ナマの音楽を聴く機会がとても大事なことであることを実感しました。
昨日のコンサートで、参加したお子さんの心はきっと豊かに育まれたことでしょう。
音楽の力を再認識できた一日でした。