おはようございます。
東日本大震災から4年。
今年も3月11日という日が巡ってまいりました。
西遠では、正門に弔旗を掲げるとともに、
記念グラウンドでの朝礼の冒頭で、全校生徒と教員が黙?を捧げました。
4年前も、3月11日は音楽コンクールでした。
その時の音楽コンクールを体験した生徒も、今や現5年生だけです。
今朝も、東北の各地の映像がテレビから流れ、
様々な問題の中で
復興が達成できていないことも報告されていました。
福島県のがれき処理が終わっていないこと、
帰宅困難区域を含む町が存亡の危機にあること、
朝、そんなニュースを聞きながら学校へ来ました。
私たちにできることは何だろうと考えさせられています。
個人として、教員として、女性として、大人として…。
さっと答えが出るものではありませんが、
報道や書籍、人々の声を「受けとめる」こと。
そこから何かを「考える」こと。
何かできることがあったら勇気を出して「行動する」こと。
一番いけないのは「無関心」であることだと思います。
震災からの復興支援、
防災の意識、
今後の日本のあり方・・・
しっかりと自分のこととして受け止め、考え、行動していきたいと思います。
音楽コンクールが今年もまた3月11日に行われるということも、
西遠に集う私たちにとって大きな意味を持っていると思います。
講堂いっぱいに合唱を響かせることのできる幸せを、
そこまでの生徒たちのでこぼこした道のりを、
それを乗り越えてきた生徒たちの大きな成長を、
今日もかみしめながら、午後の音楽コンクールに臨みたいと思います。
学園には、ハナズオウが咲きました。
春を告げる花が咲いたことにも、幸せを感じていたいと思います。