5月に行われる殉難学徒慰霊式に向けて、
西遠では全員が平和についての作文を書きます。
中学1年生の作文のテーマは、
「身近な方の戦争体験を聞き書きし、感想をまとめる」
というもの。
でも、親戚やご近所に戦争体験者がいらっしゃるご家庭は大変少なくなってきています。
そこで、今日と明日は、西遠に戦争体験者の方をお招きして、生徒たちにお話をお聞かせいただくことになりました。
今日、西遠を訪れてくださったのは、西遠の大先輩の伊藤様。
9名の生徒に向けて、ご自身の体験をお話し下さいました。
生徒たちは、「艦砲射撃って何?」「窮乏生活って?」と、分からないことばかりです。
言葉の説明からお願いして、戦争中、そして戦後の大変な生活について教えていただきました。
防空頭巾のことも、絵を描いて教えてくださいました。
西遠では、岡本富郎先生にとてもお世話になったと伊藤様。
西遠の歴史も肌で感じた1年生たちでした。
伊藤様、ありがとうございました。