先週土曜の一時間目に、中学の講堂朝会があり、
前回5月30日の高校の講堂朝会に続いて、
「女子校のメリット・西遠の独自性」について、
中学の皆さん用にアレンジしてお話しました。
その時、高校生の集会記録から感想を紹介しました。
うんうんとうなずきながら聞いている人もあれば、
ニヤニヤしている人も。
中学生にとっては、これから体験する、未知のことだってあるでしょうから、
高校生の感想は新鮮な様子でした。
今まで、このブログでは、講堂朝会の集会記録は「続き」の形で一部掲載してきましたが、
今回「女子校の良さ」「西遠の良さ」を語る生徒たちの感想は、
一つ一つが、まさに女子校・西遠で生活している彼女たちの「実感」なので、
今回は、シリーズ化してお届けしようと思い立ちました。
というわけで、
「女子校って面白い!」シリーズ、始まります!
不定期でお届けします。
私は、西遠に入ってよかったと思うことがたくさんあります。
中3の時、受験シーズンとなり、地元の友達がそれぞれ進路を決める中、「私、好きな人と同じ学校に行くんだ」と言う友達がいました。
私はその時、共学に行っていたら、もしかしたらこういうこともありうるのだと思い、
女子校は自分が行きたい、なりたいもののために一生懸命になれる場所なんだと再確認しました。
そして、何より、男子の目を気にせず、学校生活が送れることにありがたみを感じます。
例えば体育大会。
応援をしたり、競技に出たり、もはや先輩も後輩も自分たちも、女子を捨てて張り切っています。
「好きな人に嫌われちゃう」というような感情は全くないので、思い切り楽しめます。
女子だけで話したいことも、クラスに男子はいないので、教室から出て行ったりということはしなくても大丈夫です。
女子力を高めて嫌われることもなければ、トイレに行く時も遠慮なんかいりません。
私は、今日のお話を聞いて、ますます女子校でよかったと思いました。
「女子校って面白い!」の一回目、いかがでしたでしょうか。
先日、卒業生がやってきて、
「大学に行ったら、『マジになる』っていう機会がなくて、西遠の行事が恋しい」
と語っていました。
パフォーマンス大会の動画などを大学の友達に見せると、「えー、マジでやってるんだー」と言われるんだそうです。
マジじゃなくて、何が楽しいのだろう??
テキトーにやってたって、感動なんか得られないよね・・・
西遠では当たり前の「ひたむきになること」も、
今の若者たちには案外得がたいことなのかもしれません。
「マジ」になれる環境…、西遠にはたくさんあります。