校長室の窓から生活会館の方に目をやると、
立派な松の木が何本もそびえ、
ヤマモモや梅、ツツジ、
そして他にもたくさん名前を知らない木々(お恥ずかしい!調べなくては!)が茂っています。
今は、セミの大合唱を生む土壌にもなっているこれらの木々。
数日前、「あれ?白い花が…。」
と気づき、一度そちらの方へ歩いて行ったのですが、
角度が変わって見えずにいた花がありました。
それを、窓から撮影してみると…、
この花でした。
タイザンボク、ですよね。
花言葉は、「前途洋々」。
いい花言葉ですね。
そして、夏の季語にもなっています。
泰山木巨らかに息安らかに 石田波郷
駅へ向かうバス通りの医院の前庭に、一本大きなタイザンボクの木がありますね。
大きな白い花がたくさん咲いているのを、今年も車窓から見ることができました。
大きな花ですが、高いところに咲くと、下から見えなくなってしまうようです。
角度によって見えなかったのも、しかたないことなのかもしれません。
調べると、「花は5月から6月」とありますから、
西遠のタイザンボクはだいぶ遅咲きですね。
もしかして、気付かなかったのは私の方で、
忙しさに花々を見落としていたのかもしれません。
せっかく部屋の窓から見える大事な木ですので、
これからは気を付けて見守ろうと思います。
「前途洋々」の花言葉に導かれて…。