西遠から六間道路に出たところに「すずらん堂」さんがあります。
何十年もの間たくさんの生徒がお世話になりました。
昔は、市営バスの停留所も、すずらん堂さんの前にありましたっけ。
折り紙や色紙、花紙、短冊などを買いに学校から走ったり、
帰りのバスまでの時間、店内にお邪魔したり、
在学中にすずらん堂さんにお世話になった者は数知れません。
その「すずらん堂のおばさん」田邉淳子様が87歳で亡くなられました。
8月11日に突然倒れられたと伺いましたが、
それまではお元気にお店に立たれていたそうです。
突然の訃報に驚きました。
今日ご仏前にお参りさせていただきましたが、
お世話になったことを次々思い出し、寂しさを感じております。
学園祭、掲示コンクール、七夕、ひな祭りコンクール、お別れの寄せ書き…、
生徒の時も、教員になってからも、
何か困ったときに、すずらん堂さんに飛び込むと、
おばさんが笑って迎えてくれました。
そして、無事に買い物ができ、
たくさんの行事や活動が、滞りなく催行できたのです。
たくさんの卒業生が、訃報にショックを受け、そして寂しさを抱いていることでしょう。
心からの敬意を込めて、「おばさん」と呼ばせてください。
「おばさん、本当に長い間、ありがとうございました。」
心よりご冥福をお祈り致します。