先人の言葉  1

西遠の学校誌「友情」や周年誌などに残る
先生方の文章や生徒の言葉の中から、
心に響くものを切り取って、お届けしたいと思います。

☆  ★  ☆  ★  ☆
「先人の言葉」第1回

 学生時代は、人生の田植の時期なのかもしれない。一本一本の知識の苗を、シッカリ自分に植えつけなければならないし、生活の雑草も丹念に除去しなければならない。田植えも除草も怠けていて、秋の実りだけを期待しているお百姓は一人もない。
友情52号(昭和33年7月発行)の巻頭言「或る女学生の手記」(岡本富郎)より

岡本富郎先生
努力しないで秋の実りは得ることなどできません。
若い今だからこそ努力せよ、
と富郎先生は、女学生の手記の形を借りて生徒たちに訴えています。
私は、若い時どうだったんだろうか…と思わず考えました。
後悔と反省あるのみです。

夏休みを終えて、テストも終えた生徒の皆さん、
若い今の努力が人生の実りにつながります。
ぜひ、胸に刻んでほしい言葉です。

☆  ★  ☆  ★  ☆

西遠に残る「先人の言葉」、これから不定期で連載します。