「学園祭を振り返る」をシリーズでお伝えしようと思います。
第1回は、5年生のホームルーム展です。
今年度、5年生は4クラス。
ホームルーム展の熱い戦いは、6月に始まりました。
星組は、パフォーマンス大会の後、「絶対にホームルーム展で1位を獲る!」と並々ならぬ決意でパネルディスカッションに臨みました。
結果、テーマは「時計」に決定。
パネルディスカッション前後から、時計に関する様々な事実を集め、知識を増やしていきました。
時計は回るのか?動くのか?そんな展示はできるのか?
先生方の間でも、製作物については「大丈夫?」と疑問の声も上がっていましたが、
5年星組は見事やり遂げました。
一番小さな歯車を回すと、ちゃんと長針と短針が動きます。
精度の高い製作物を見事に完成させました!
丹念な作業、そして教室の中もきれいに装飾されて、大変見応えのあるホームルーム展でした。
第1位、おめでとう!
クラス担任だけでなく、学年主任も、感涙にむせんだそうです!
そして、第3位に入ったのは、5年藤組。
「砂糖」をテーマに、まさにアクティブラーニング!
夏休みの工場見学、1か月かけてのケーキ作り、そして、9月には、ハニココさんまで遠征。
「砂糖」というテーマはどんどん広がるのだ、という担任の言葉通り、まさに広がるテーマの魅力をしっかりアピールしてくれたホームルーム展でした!
悔しさのにじむ第3位獲得でしたが、大変レベルの高い3位だったと思います。
おめでとう!!
チャレンジ賞を獲った5年雪組。
「回転寿司」をテーマにし、ラジオでも「果たしてレーンは回るのか?」と注目された巨大製作物。
学園祭前夜には、ほぼ絶望的な雰囲気で、笑顔ひとつもなかった雪組でしたが、
「ネバー ギブ アップ」とは、あなたたちのことを言うんじゃないだろうか、というような怒涛の底力で、展示を完成させたのでした。
レーンを回すのはいかに大変かを知っただけでも、5雪の展示は素晴らしかったですが、それに加え、クラス全員が展示の説明を原稿なしでスラスラ言えたことが素晴らしかったです。
このホームルーム展の、「部分」ではなく、「全て」を知ったうえで当日を迎えたのだと思いました。
PTA会長賞も、そんな皆さんだからこそ獲れた賞です!
おめでとう。
5年菊組は、「歌舞伎」をテーマに選びました。
賞には届かなかったですが、さすが5年生!と思える教室展示でした。
舞台も見事に作り上げました。
また、細かな展示物の精密な出来栄えも、素晴らしかったです。
大きなテーマだけに、絞り込むことも難しかったでしょうし、
お客様に負けないぐらいの知識をつけないとホームルーム展は戦えないので、
もっと研究する時間が欲しかったかも。
もうちょっとだけ早く準備に取りかかれたらよかったですね。
5年生は4クラス共にしっかりしたホームルーム展を作り上げ、上級生としての貫録を見せてくれました。
多くの中学生が、5年生の展示を見て、これからの自分たちの目標を明確にできたことでしょう。
5年生の皆さん、
部活や実行委員会に属している人も多く、
少ない時間と人手に苦労しながらも、
地道によく頑張りましたね。
本当にお疲れ様でした!