東へ

本日は、第3回中学入試説明会を開催しました。
ご参加の皆様、貴重な休日にご来校いただきまして、ありがとうございました。
西遠の教育の特色、入試と模擬試験の詳細、お分かりいただけましたでしょうか?
このブログをお読みの小学6年生の皆さんやご家族の方で、
「説明会、行きそびれてしまった!」という方、
「入試についてまだ不明な点がある」という方、
いらっしゃいませんか。
これからでも、まだ間に合いますので、
説明をご希望の方は、是非学校へご連絡ください?
さて、今日の午後から、私は出張のため、東に向かいました。
初めての土地に向かうのは、不安なものです。
乗っている電車から、夕陽がきれいに見えました。
ちょうど、前の席には、赤ちゃんをつれた若いお母さん、
そして、偶然隣り合わせた私ぐらいの年齢の女性が、
お話ししていました。
赤ちゃんの笑顔が結んだ縁のようでした。
夕日をバックに会話を交わしている女性お二人の(あ、赤ちゃんをいれたら3人ですね)姿が、とっても微笑ましかったです。
吉野弘の「夕焼け」という詩には、
優しい心を持った少女が、うつ向いて電車に揺られ、美しい夕焼けにも気づかない、という光景が描かれていますが、
今日私の見た光景は、温かい絆を感じる、ほのぼのとした光景でした。
赤ちゃんがいるというだけで、その場の空気が和むのだなあ、としみじみ感じました。
(孫に会いたくなってます、私。)
駅からのタクシーの運転手さんも親切で穏やかな方でした。
大きな荷物の私に、「どこからいらしたのですか?遠方ですか?」と聞いたその口調がとても温かくて、初めての土地への不安が一気に薄らぎました。
心とは不思議なものですね。
ちょっとした一言でほぐれ、
些細な光景になごみ、
優しい気持ちも生まれてきます。
そんなことを感じた夕暮れでした。
明日から始まる研修のため、しばらく学園を離れます。
生徒の皆さんに会えないのが寂しいです。
でも、勉強させてもらえる環境に感謝して、研修頑張ってまいります。
不在中、ご不便ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。