今年に入って、日本だけでなく世界各地で地震や大雨、洪水、土砂災害などの災害に見舞われたというニュースをよく耳にするようになりました。そうしたニュースに触れて「もし自分たちの地域で災害が起きたらどうしよう」と不安を感じている人も多いのではないでしょうか。
警戒レベル
実は、今年の5月から気象の警戒レベルか改定されたことを知っていますか?

従来の警戒レベルでは、情報名が多岐にわたり、「どの警戒レベルに相当するのか」が非常にわかりにくかったり、同じ名称の情報が、複数の対象災害を兼ねていたりと、いくつかの課題がありました。
こうした課題を受け、2024年6月に気象庁が『防災気象情報の体系整理と最適な活用に向けて』と題する報告書を公表し、2026年5月29日から『新しい防災気象情報体系』として運用が開始されています。
避難所
避難所は、「指定緊急避難場所」「指定避難所」の2つに分かれています。
指定緊急避難所:災害の危険から命を守るために緊急的に避難する場所
例)大地震が発生し、津波の到達が予想される場合、津波災害に対応している「指定緊急避難場所」に緊急的に避難する。
指定避難所:災害の危険がなくなるまでの一時的な避難施設
例)災害が発生した場合に避難をしてきた被災者が一定期間生活するための施設。
女性視点で考える
災害時には、特に以下のことにも気を配る必要があります。




防災と心理
人は災害時、自分の身を最優先にして避難すべきだと頭ではわかっていても、周囲のことが気になって躊躇してしまうことがあります。こうした「災害時の人の心」を踏まえ、次は、「心理」という視点から防災について見ていきましょう。



情報との向き合い方
最近の災害とその特徴

今後に向けた備え・対策
・ハザードマップや避難経路の再確認をする。
・交通状況を把握し、行動計画の調整を行う。
・冠水路への侵入や車での無理な移動は避ける。
・危険を感じたらためらわずに早めに避難する。
・ライフラインが停止した場合の備えを日頃からしておく。
過去の災害からわかること
日本
まずは、日本で起きた巨大地震について見てみましょう。
| 日時 | 地震 | マグニチュード | 最大震度 | 特徴 |
| 1923年9月1日 | 大正関東地震 | M7.9 | 震度6 | 昼時で火災が発生 |
| 1995年1月17日 | 兵庫県南部地震 (阪神・淡路大震災) | M7.3 | 震度7 | 耐震対策や家具固定など、自助・共助・公助を見直す契機に |
| 2011年3月11日 | 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災) | M9.0 | 震度7 | 最大潮位9.3m以上の大規模な津波も記録された |
| 2016年4月14日 | 平成28年熊本地震 | M6.5 | 震度7 | 断水、停電、都市ガス供給停止 |
| 2024年1月1日 | 能登半島地震 | M7.6 | 震度7 | 能登に大津波警報、山形から兵庫北部に津波警報が発表 |
| 2026年7月28日 | 令和8年熊本地震 | M7.1 | 震度7 | 大規模施設・インフラ損壊 |
世界
次に、世界各地で起きた巨大地震について見てみましょう。
| 日時 | 地震 | マグニチュード | 最大震度 | 特徴 |
| 1960年5月22日 | チリ地震 | M9.5 | 震度6強~7相当 | これを機に「太平洋津波警報システム(PTWC)」が設立された |
| 1964年3月27日 | アラスカ地震 | M9.2 | 震度7相当 | 甚大な津波被害をもたらし、地球規模での地殻変動が記録された |
| 2004年12月26日 | スマトラ島沖地震 | M9.1 | 震度6弱~6強相当 | 死者・行方不明者約22万〜23万人 |
| 2026年6月24日 | ベネズエラ地震 | M7.5 | 震度6弱~6強相当 | 局地的にスマトラ島沖地震と同等クラスの非常に激しい揺れ |
世界の地震の震度で「〜相当」とついているのは、日本の震度階級を測定する震度計が海外には設置されていないことなどが理由として挙げられます。
被災者からの教え
私たちは、7月25日に開催された防災講座【3.11 あの日の釜石東中の避難から学ぶ『命を守る行動』】に参加しました。この講座では、東日本大震災発生当時に釜石市立東中学校の生徒だった紺野堅太さんが、ご自身の経験をもとに防災について話してくださいました。




南海トラフ巨大地震

課題

浜松市の取り組み
- 学校・中高生向け防災教育の実施
- 浜松市沿岸域防潮堤の整備
- 津波避難施設の整備と迅速な避難体制の構築
- 地域ごとの区版避難行動計画の作成
- デジタル情報発信と学習拠点の構築
私たちの提案
浜松と海外でできることの3つ分けて考えてみました。

ご協力くださった企業・団体
浜松市防災学習センター
⇩⇩クラス全員で行ってきました!

浜松市役所 危機管理監
浜松SPT株式会社
NPO法人 積志かがやきカフェ
参考文献・サイト・画像
文献
自然災害のトリセツ 〜地震・火山噴火・異常気象のしくみと備えがわかる本〜
2026年2月15日 発行人 川村哲也 発行所 昭文社
みんなの防災心理学 日常と災害をつなぐ
2026年3月11日 著者 矢守克也 発行所 ナカニシヤ出版
サイト
指定緊急避難場所・指定避難所データ | 国土地理院
女性視点で考える防災|避難所で直面しやすい問題を考える
過去に起きた大きな災害(日本各地)
情報防災教育教材|情報リテラシーを育む「情報防災訓練」
過去に起きた大きな災害(日本各地)
南海トラフ地震について | 気象庁
南海トラフ巨大地震の被害想定について (施設等の被害)
日本を襲った過去の大規模地震を振り返る~大地震による被害と教訓~ | 安否確認システム「オクレンジャー」
世界の自然災害~死者数ランキング(歴代)JDPアセット …
命を未来に繋ぐ「防災ノート」
世界は早期警戒システムを必要としている | 【公式】スペクティ(株式会社Spectee)
浜松市地域防災計画
7月25日に参加した「防災講座」


