昨年度の学園祭部活展
「地震~関東大震災から100年~」
昨年度の学園祭部活展では、私たち歴史研究部(中学生)は「地震~関東大震災から100年~」をテーマに取り組みました。
南海トラフから発生した巨大地震の記録を表にまとめました。684年に起こった白鳳地震から、およそ200年~100年周期で、日本は何度も南海トラフ巨大地震に見舞われていることがわかりました。また、一度に起こる時もあれば、南海と東海地域それぞれを震源にした巨大地震が数年ちがいで発生していることもわかりました。この夏巨大地震注意情報が出されましたが、改めて「巨大地震は必ず来る、歴史を知れば明白だ」と思いました。
関東大震災は、1923年9月1日に相模湾周辺を震源に発生したマグニチュード7.9の地震です。家屋の全壊や半壊により圧死した人が多くいたこと、また火事による焼死者が多いことも知りました。特に隅田川周辺で起こった火災旋風はすさまじく、陸軍省被服廠跡地に避難した人4万4000人以上が亡くなったという事実には驚きました。今、南海トラフ地震だけではなく、首都直下地震の発生も心配されています。関東大震災から学ぶことが多くあると思います。
当時「浅草十二階」と呼ばれ、現代のスカイツリーや東京タワーのように、東京のシンボルとなっていた「凌雲閣(りょううんかく)」が関東大震災で倒壊しました。私たちは、この「凌雲閣」を段ボール等紙類を材料に作製しました。細かいレンガをはてしなく貼る作業に時々気が遠くなりながらも、頑張りました。
部活展示室には、高校生の歴代先輩方が作製したジオラマ作品も展示しました。これらの作品はハイスクール国際ジオラマグランプリに出品したものです。現在、高校2年生の先輩も作品作りをしています。
学園祭部活展 歴史研究部2024 テーマは「パリ」!
今年度の学園祭は、「パリ」をテーマにしました。今年オリンピック・パラリンピックの開催地となったパリの街についてさまざまな角度から調べました。
この記事を書いている時点ではまだ完成していませんが、「歴史をかたちにする」をスローガンにしている歴史研究部です、今年度もみなさんに素晴らしい作品を見ていただけるように頑張ります。是非、学園祭に足をお運びください!! 待ってま~す!!