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私達美術部の中学生は、「近未来」をテーマに今年の作品を描きました。個性あふれる私たちの「近未来」を楽しんでいただけたらと思います。

題名「いつか宇宙で」 サイズ:四つ切

近未来というテーマで、いつかこんなことができるようになったらと想像したとき宇宙に行ってみたいと思いました。今は宇宙には限られた人しか行けませんが、未来はきっと気軽に行けるようになってるはず!!宇宙はふわふわ浮いて生活どころではありませんが、未来は料理やお風呂など普通の生活ができるようになるかも知れません! 工夫したところは女の子の髪や影と惑星です。あった色を探して塗りました。そしてグラデーションも所々挑戦してみました。

題名「孰(いず)れの夜景」 サイズ:四つ切

「近未来」というテーマで、最初に思いついたのは「ビルが立ち並ぶ活気ある世界」でした。絵の真ん中にいる女の子は、未来からタイムリープしてきて、未来とこの世界の違いに驚いている様子です。工夫したところは、今にはないような近代的な建物を描いたり、空の色を工夫したり、女の子の周りに白い点を付けたところです。空は、青紫っぽくしました。白い点は、キラキラとした雰囲気を出したかったので、付けてみました。女の子は「驚いている様子」と書きましたが、感じ方はそれぞれ違うので、是非考えながら楽しんで見てほしいです。

題名「近未来の水族館」 サイズ:四つ切

「近未来」というテーマで、こんな風であってほしいなど思いました。私は、未来はもしかしたら暗い方向にいってしまうのでは?と思いましたが、結局のところ皆が楽しんでいる未来がいいなと思いました。子供から大人まで楽しめる水族館にしました。水族館の中では案内ロボットや、宙に浮いている球体のロボット。可愛らしいですね。又もっと近未来感をもっとアピールするため。光る巨大な魚を入れました。その光る魚の存在感を出すため中は少しだけ暗くしました。それで光っているような雰囲気になりました。そして子供も大人も楽しんでいる。を描きましたが、人によっては見方が変わるかもしれません。

 最後に、右下で何故か写真を撮っている女の子。ただ書いてる途中、「何か。物足りない、、」と大正時代の子を書き入れました。もしかしたら、昔にタイムトリップが出来たのでしょうか。今回はどうやったら楽しんでいる風に見えるだろう、を中心に感情やそれに合わせた口を工夫して書いてみました。

題名「衰えた世界」 サイズ:四つ切

「近未来」というテーマで、どんな風になるのかなと考えた時に「廃れた世界」や「衰え」といった”負”のイメージが真っ先に思いついたので、このような絵を描きました。工夫した所は空の色です。青やオレンジなど夕方だけど、夜に近い空の色を描きたかったので、青やオレンジなどの色をメインにして使いました。あと、全体的に暗いという印象をつけたかったので、薄い灰色を上から塗りました。深い緑色を使ってコケを表しました。赤を薄めて血痕っぽくしました。

題名「にぎわう近未来都市」 サイズ:四つ切

近未来というテーマでまずどんな絵を描きたいかと考えたら、「都市」を思いつきました。大都市がすごく発展した街になっていて、未来にありそうな建物や乗り物を描きました。工夫したところは2つあり、空の色と建物の色です。題名が「にぎわう」なので、空を明るい色にして、にぎわっていて楽しそうな空の色にしました。もう1つは建物の色です。私にとっての未来をイメージして、カラフルにしてみました。空に飛んでいる乗り物や街を歩いている人が乗っているキックボードを見て、近未来だなと感じてほしいです。

題名「Artificial Intelligence Girl」 サイズ:四つ切

Artificial Intelligenceというのは、AIの正式名称です。私は、コンピューター上に存在するAIの少女を描きました。一番工夫したところは服のデザインです。近未来という感じを出すような服にするためにスカートをデータ上のメモリーを具体化したものにしました。なので、スカートの色は常に変化しています。まるで絵の中にいるAIの少女と話しているかのようにこの作品を楽しんでほしいです。

題名「栄枯盛衰」 サイズ:四つ切

皆さんは、この作品を見てどう感じましたか。発展している街という印象を持った方が多いのではないでしょうか。しかし、何事にも「表」と「裏」があります。無論、この作品にもです。この作品の「表」を表している部分は発展した綺麗な建物です。そして、「裏」の部分は暗黒の空に発展しすぎた街の未来を隠す、もしくは未来はないと予告されているかのように浮かんでいる雲です。皆さん、解説を読む前と後で作品の見方はどう変わったでしょうか。

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