かるたの聖地ってどこにあるの?
近江神宮(おうみじんぐう)
場所:〒520−0015滋賀県大津市神宮町1−1
浜松からの行き方
新幹線 浜松→京都(2時間)
湖西線 京都→大津京(11分)→徒歩 近江神宮(20分)
近江神宮はなぜかるたの聖地なの?
小倉百人一首は「天智天皇」の歌から始まる!!
天智天皇ってどんな人?!
天智天皇(中大兄皇子)は飛鳥時代、唐に負けない国づくりをめざし政治体制を整えた事で著名な人物です。645年、19歳の時に中臣鎌足とともに蘇我蝦夷、入鹿親子を討ち、天皇中心の国家を建設するために「大化の改新」を行いました。第38代の天皇として即位すると、飛鳥(奈良)から近江大津宮に遷都し、「近江令」を制定や、学校制度の創始、戸籍の制定(庚午年籍)土地制度の改革(班田収授)そのほかにも当時最新の科学技術を駆使して産業振興を図るなど、政治経済の改革・学芸文化の創造発展に寄与しました。
近江神宮はこの「天智天皇」をご祭神として建立された神社です。
御祭神 天智天皇(てんじてんのう)
またの御名 天命開別大神(あめみことひらかすわけのおおかみ)
御神徳 時の祖神 開運・導きの大神
文化・学芸・産業の守護神
「秋の田の かりほのいほの 苫をあらみ
わが衣手は 露にぬれつつ」
「実りの秋。 粗末な小屋で、田んぼの番をしていると、草(苫)でできた屋根の目が粗いので、私の袖は夜露に濡れ続けているよ」
夜に田んぼの番をしている農民の様子を描いたものです。晩秋のわびしい静寂さを美と捉えたのが特徴です。
かるた×青春=「全国高等学校小倉百人一首選手権大会」
近江神宮にある勧学館を中心に大津京周辺の施設を会場に行われるのが「全国高等学校小倉百人一首選手権大会」です。団体戦は県大会を勝ち抜いた代表高校が出場、個人戦は段位を持つものであれば誰でもエントリーが可能です。百人一首部の生徒にとって、近江神宮は「甲子園」のような場所なのです。
今年度は全国47都道府県から「有段者」が一斉につどい、階級ごとにトーナメント方式で日ごろの練習の成果を競い合いました。今年は1500名を超える選手がエントリー。西遠からはD級に4名が出場しました。
A級 | (四段以上) | 54 | 名 | ||||
B級 | (参段) | 241 | 名 | ||||
C級 | (弐段) | 446 | 名 | ||||
D級 | (初段) | 820 | 名 | ||||
参加者合計 | 1561 | 名 |
部長より大会振り返り
前日の団体戦で優勝した関東第一高校の選手と当たりました。関東第一高校は前日に行われた団体戦に東京都代表として出場し、初優勝を飾っており勢いがありました。特に私の対戦相手は男性だったためパワーが強くて苦戦しました。そのような中でも中盤までリードするなど自分なりに攻めた試合ができたと思います。結果的に負けてしまいましたが学びの多い一戦でした。来年は良い結果が残せるように頑張ります。