美味しいお米!いただきます!

皆さん、最近お米のことで困ってることはありませんか?
そうです、お米、高いですよね!
私達は、お米の高騰の原因をつきとめ、おいしいお米を守るため、たくさんのことを調べました🍚

社会問題について
お米の値段、なぜこんなに変わるの?グラフでチェック!


このように、米の価格は近年、大きく上昇しています。
価格高騰の背景として主に、気候変動、生産コストの上昇、減反政策の廃止が挙げられました!

このように、米の価格が高騰したのは今回が初めてではありません。過去にもこれらのような原因で米の価格が大きく上昇した時期があり、その時々にあった方法で解決してきました。
そして2025年の春、政府は備蓄米を放出することで対応を試みましたが、価格が安定せず残念ながら大きな効果は見られませんでした...

では、なぜ価格が完全に下がらなかったのでしょうか?
私達は、備蓄米が少ないこと、流通が複雑なこと、需要や天候で価格が変動することが主な原因であると考えました。しかし、実際に農家の方にインタビューしたところ、それらに加えてさらに大きな問題があることがわかりました。それは農家が置かれた厳しい現状でした。


肥料やトラクターなどの価格が高騰していたにも関わらず、米の値段は長年上がらず、米農家の労働対価は時給に換算すると10円などという報道がでるほどの低さになっていたのです。こうした現状が、後継者不足を招き、耕作放棄地を増やし、収穫量が減ることで、今回のような米不足につながったのだと私たちは考えました。
お米の歴史
続いてはそんなお米の歴史を見てみましょう!
毎日のごはん、そのお米の裏には3000年にわたる物語が隠されています!

日本を代表するお米として「コシヒカリ」は広く普及されてきました。
〜美味しいお米の系譜〜

遠州のブランド米《やら米か》
やら米か:浜松地域特別栽培米研究会が化学農薬と化学肥料を半分以下に抑えて特別栽培により生産したお米です。農薬の使用状況は栽培管理記録で確認できます。生産した特別栽培米のうち、農産物検査の外観品質が1等で、食味計による数値が高いもの、さらに粒が大きく揃ったお米だけが「やら米か」と認定され、販売されています。https://www.yarakomeka.jp/
〜やら米かの認知度を調査〜

取材先の農家さんは認知度は低いと感じていましたが、実際は三分の一以上の方が認知していました。
学校給食にも登場!〜やら米かのチカラ〜

〜やら米かと他のブランド米を比較しました〜

浜松のブランド米であるやら米かは、価格が安く誰もが食べやすい味ですが、数が少なく入手が困難である事がわかります。
また、やら米かは全国展開していません→全国展開よりも地産地消を目指しているそうです!
Q:なぜ「やら米か」入手困難なの?

Q:やら米か以外に遠州ブランド米を知っていますか?

私達のクラスでは他のブランド米を知っている人はわずかでしたが、アンケートをとってみると意外にも80%以上の方が知っていました。
やら米か以外の遠州ブランド米を紹介します!

お米の栽培環境とは
お米の栽培に適した土地
1:山の斜面や傾斜面である
2:水が豊富に利用できる環境 → 1~3がそろった栽培地=「棚田」
3:地盤が安定している

〜未来へつなぐ棚田の魅力〜

伝統の景観、豊かな文化、山の水と生きものたち――日本の本当の魅力はここにあります!

世界と比較
みなさんは、世界で食べられているお米に関してどのくらい知っていますか?
〜世界のお米の生産量〜

日本と世界の米の生産量の差に関しては、土地の広さや機械化の影響もありますが、やはり日本と違って大量生産、二期作や品種改良による技術の進展、減反政策などの調整が生産量の差につながっていると考えられます!
〜お米の違い〜

〜環境〜 ⇓

住んでいる環境が違えば食べるお米も様々です。海外では次のような食べ方で食べられています!
〜世界の米料理〜

明日からできること
〜お米とSDGs ― 未来を育てる力〜


田んぼは水や生き物を守り、食料安全保障や地域経済を支え、気候変動対策やフードロス削減にもつながっています。
私達にできること

〜私たちが考える農業の魅力〜

まとめ
日本の田んぼや棚田は私達の食を支えるだけでなく、環境保全にも重要な役割を果たしています。だからこそ持続可能な農業を作っていくことが必要不可欠です!

今日から“お米マイスター”として、食卓から未来の米づくりを一緒に支えていきましょう!