インターアクト部

インターアクト

こんにちは!!インターアクト部です。

 インターアクト部では、ロータリークラブの御支援の下、地域のボランティア活動を行ったり、国際交流を行ったりしています。今年度は昨年度と比べて、校外の活動ができるようになってきました。

 今年度は「環境問題解決に貢献しよう」「すべての人々が安心して生活できる社会を目指そう」をテーマに積極的に活動しています。ここではその一部を紹介します。

環境問題解決への取り組み

 現在、インターアクト部では、「環境問題に貢献できるような商品を販売する」という活動を通して、環境問題に取り組んでいます。

 そのひとつがLOCAL ACTION HAMAMATSU が開催するマーケットのボランティアです。LOCAL ACTION HAMAMATSUは、環境に配慮して農作物を栽培している地元の農家の皆さんを支援している団体です。私たちは、今、そのLOCAL ACTION HAMAMATSUが開催するマーケット「森の朝市」の運営のお手伝いをさせていただいています。そこでは、「食×農×環境」をテーマに、環境に配慮している近隣農家の農作物やフェアトレード商品を販売しています。また、プラスチックゴミ削減のために、エコバッグを利用するだけでなくタッパーやマイボトルを家庭から持ってきてもらう、卵の容器は次回のマーケットで回収するなどの呼び掛けをすることや、生産者とのコミュニケーションを通じた販売をすることなど、様々な環境問題解決に取り組みながら、私たち一人一人がより良い地域社会の「創り手」として生活していくことを目指している姿を見て、私たちもLOCAL ACTION HAMAMATSUに参加したいと強く感じるようになりました。

この夏は浜北森林公園から浜松城公園に会場を移して行い、多くの人にご来場いただきました。

 また、昨年度から、環境問題解決にもつながる企業、MSKグループのゴールドクラブさんへの取材により環境問題に貢献できる商品を学園祭で販売しています。ゴールドクラブさんは、規格外野菜や果物を独自の技術により、味はそのままに栄養価の高いパウダーを生成する技術を開発し、様々な業種の会社とそのパウダーを利用する方法について検討を重ねられている会社です。昨年度、私たちも何か協力できることがないかと苺のパウダーを使った商品「ストロベリーボール」を開発し、販売して多くの方に買って頂きました。(下のリンクは昨年度のページです)

インターアクト部
こんにちは!インターアクト部です。 インターアクト部はロータリークラブ提唱の下、若者たちのリーダーシップの力と奉仕の心を育む12~18歳の青少年のクラブで、地域のボランティア活動を行ったり、国際交流を行う部活です。今年度も新型コロナウィルス

 さらに今年度は、環境問題解決へ貢献する企業の取り組みや、私たちの販売する商品によって環境問題解決の協力が出来ることを広めようと新たなイベントを企画し開催しています。夏休みには、地域の小学生を招いて「ECOクッキングで環境問題解決にチャレンジ」と題し、ゴールドクラブさんからご提供いただいた9種類のパウダーを利用したスコーンづくりを行いました。「紅ほっぺ」「とうもろこし」「パプリカ」「しいたけ」など様々なパウダーを使ったスコーンを作り、楽しく活動することを通して、環境問題に対して自分ができることについて考えてもらうことができました。大好評だった「さつまいもシルクスイート」のパウダーを使ったスコーンを今回の学園祭で販売しています。

 今後は、このようなスコーンを実際に LOCAL ACTION HAMAMATSU で商品を販売させていただくなど、少しずつ環境問題解決に向けた取り組みを広げていきたいと考えています。そして、私たちの姿を通して、周りの人に環境問題への意識を持ってもらえるよう活動していきたいと思います。

アフガニスタンへの募金活動

 突然ですが、皆さんは「人道上の危機的状況」とはどのような状況か知っていますか。 「人道上の危機的状況」とは自然災害のほか、紛争や産業事故などの人為的な災害、などが原因で、尊厳のある生活を営む権利が侵害され、水・食料、住居等の人が生きていくために最低限必要なものにアクセスできない状況のことをいいます。その状況の中では、人びとはさまざまなかたちの暴力や飢餓といった深刻な困難に直面します。このような、状況下ではどの方にも支援が必要ですが、特に女性や女児、障がい者の方に支援が必要と言われています。今、アフガニスタンはそのような状況下にあります。

 1979年のソ連侵攻以来、アフガニスタンは、シリアに次ぐ大勢の難民を生み出し、世界でも類を見ないほど長期化した難民危機に陥りました。2001年からは、アメリカとロシアの介入によるアフガニスタンをめぐる争い(アフガニスタン紛争)が続きましたが、アメリカ軍の撤退により軍事政権が誕生し、情勢不安、経済危機が悪化、多くの人々が厳しい飢餓に直面しています。政権交代後の2021年に入ってから、さらに18万人が庇護を求めています。世界平和度指数ランキングでは、5年連続最下位です。

 このような状況にも関わらず、日本赤十字社が実施している海外救援金活動の中で寄付金額は他の支援されている国よりも少ないことを知りました。そこで、私たちはアフガニスタン人道危機救助支援金募金を行いました。

 たくさんのご協力のおかげで、20,049円が集まりました。集まったお金は日本赤十字社に送りました。アフガニスタンでの食料支援、女性教育支援などに使われます。

インターアクト年次大会への参加

 8月5日(土)加藤学園高等学校でインターアクト年次大会が行われました。大会テーマは「Inclusion〜新たな発見をともに〜」でした。そこでは、参加学校の活動内容の発表に加え、ボッチャ選手の北澤和寿さんのお話を伺いました。

 北澤和寿さんは、19才の時にバイク事故で3ヵ月意識不明の重傷を負い意識が戻っても首下の感覚がなくなってしまったそうです。ある日突然何もできなくなってしまってこの絶望感を感じられていましたが、病院で自分以上に大変な状況でも頑張っている入所者を見たことで立ち直ることができたとお話されていました。また、その頃、知り合いから紹介されたボッチャという競技に魅了されたそうです。お話の中で「挑戦」を続けることが大切だということを訴えられ、私たちも共感しました。

 ボッチャとは、初めての人でもわかりやすいルールで、なにより運動神経の良し悪しに関わらず楽しめる競技です。私たちも体験させていただきました。ボールをただ投げるだけでは自分の狙ったところにいかないので、ボールを上から投げたり、少し回転をかけてみたり工夫を凝らし、ゲームを楽しみました。

 実際にボッチャを体験することを通して、健常者の方も障がい者の方も、快適にその人らしく生活できる世界になっていってほしいと強く感じました。

最後に(部長より)

 私達インターアクト部のページにお越しいただき、ありがとうございました。

 今年度、私たちが目指している「環境問題解決に貢献しよう」「すべての人々が安心して生活できる社会を目指そう」の2つのテーマは、本当に身近なところに解決への鍵があります。少し手を伸ばしたり、視野を広げたりすることで自分にできることを見つけることができます。私自身、最初は、この2つのテーマは壮大なもので実際に私達にできることは小さなことにすぎず、行動を起こしても無駄なのではないかと感じていました。しかし、行動をしていくうちに、実際にできることは本当に小さなことですが、その小さなことが積み重なって大きなものに繋がっていくのだと気づきました。私たちの活動を通して皆さんの身近にある問題に気づいてもらい、一人でも多くの方が自分にできることを見つけ実践していただけたら幸いです。こうした活動の輪を広げて、すべての人がよりよい生活をすることのできる環境づくりを進めていきたいと思います。

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